ドル円は、そろそろ試し買い?

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ECB理事会は、0.25%の利上げとなりました。米地銀発の金融不安があるので、しょうがない面もあると思いますが、先週、あれだけECBの理事達がインフレを警戒する発言をしていたのに関わらず、0.25%?って感じでした。ラガルド総裁は理事会後の会見で、インフレ抑制に向け利上げを「停止しない」と強調していましたが、マーケットの反応は冷ややかでした。

これでユーロドルは、4月以降、1.1100の手前で3回潰されたことになります。4月12日以降、1.09-1.10台のレンジ相場となっており、相場がなかなか育ちませんね。上抜ければ、勢いが出る可能性は高くなったとも言えますが、FOMC、ECBとビッグイベントが続いたのち、ちょっと残念です。

一方、円絡みは良く動きます。ドル・円は133.51付近まで下落しました。これで先週の金曜日の日銀金融政策決定会合後の上昇を帳消しにしました。ただ、いまのところ133円割れは回避され、134円台前半に戻しています。お休みの関係上、スワップが付かないタイミングで円買い攻勢されたかなというイメージです。
いまのドル円のスワップを考えたら、ショートで攻めるのは、あくまで短期と考えた方がいいかと思います。ポジションを持ってみればわかると思うのですが、ショートで突っ張るのは、スワップがキツイです。ドル円がこのまま下を試すかと言えば、どうかな?って思っています。133円バックの買いもいいかと思っています。ここまできたら、雇用統計の結果もみてもいいですが、その前に再度、133円台半ばに突っ込むなら試し買いくらいはしようと考えています。

ただ、問題なのは、米地銀の話で相場が動いていることですね。米地銀となると、情報自体もなかなか追いきれない。取引停止の銘柄をみることぐらいしかできないので、ちょっと、やりにくいです。ロットを下げて、値幅を取りに行く方がよさそうです。
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