フィボナッチって何?

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マネー・副業
(ベルク)
こんにちは。今日の講義は「フィボナッチ級数」についてです。

(アッピー)「フィボナッチ級数?数学かなにかの講義みたいですね。」

(ベルク)
そうですね。実際、フィボナッチという13世紀のイタリアの数学者が考えた数列のことなんです。彼が紹介した「うさぎの出生率」に関する数学的解法が「フィボナッチ級数」といいまして、ピラミッドやパルテノン神殿の建築様式に用いられていたり、自然界の法則の一部とも言われているんです。これを相場に応用するという話です。

(アッピー)「なるほど。どのような数列なんですか?」
(ベルク)
はい。「1・1・2・3・5・8・13・・・・・」という数列になります。この数列にはいくつかの特徴があるんですが、(1)連続する2つの数の和は、その上位の数(2)どの数も、その上位の数に対して0.618倍(3)どの数も、下位の数に対して1.618倍(4)どの数も2つ上位の数に対して0.382倍などなどいろいろあるんですが、とりあえず単純に「数列」と「○○倍」というところだけ覚えた方がいいと思います。

(アッピー)「わかりました。」

(ベルク)次に下の図を見てもらえますか。

01.jpg

(アッピー)「これは何を表しているんですか?」

(ベルク)
 Xを基点として5・8・13・21・34・55・89とカウントしてあります。フィボナッチ級数を使って相場の変化日を表しているんですね。天底を打ったり、相場の流れが変わったり、何故だか解らないけど妙に「フィボナッチ級数」とマッチすることがあるんです。

(アッピー)なるほど、良く見てみるとそんな感じがしますね。

(ベルク)
この方法は相場の時間軸の予測に適していると思われますが、フィボナッチ級数は他にも使い方があるんです。次の図2・3を見てください。
0203.jpg
(アッピー)「こんどのフィボナッチ級数の使い方は値幅ですか?」
(ベルク)
そうです。トレンドが出てきた相場でも一端の戻りとか押し目ってありますよね。そのメドを計る時に「フィボナッチ級数」が使えるんです。図2で言うとAからBまで下落していますね。そのもどりがAからBの下げ幅の0.382戻しのCの水準。そしてC'からDまで下げて半値戻しのEって感じですね。図2でもaからbに下落してcの半値戻しなんですが、cの手前の0.382戻しのあたりも抵抗が働いているのが解かりますよね。

(アッピー)
確かにそうですね。今後のトレーディングには是非応用してみたいですね。
(ベルク)
井戸端為替会議では0.382のことを38.2%、0.618のことを61.8%と良く表現されていますね。今日の講義はここまでにしましょうか。

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