「大学入試で面接試験が課されるが、具体的に何を対策すればいいかわからない・・」
「極度の緊張しいなので面接が大の苦手・・どうすればいいの?」
大学入試の面接試験の対策をお考えですね。
大学入試の面接試験は、総合型選抜(AO入試)・指定校推薦・スポーツ推薦・一部の一般入試で課されます。
本記事で紹介する面接対策法は、そのどれにも共通する内容です。
はじめまして!
私は、某総合型選抜専門塾で5年間カリキュラムを作成したり、講師の育成を行ったり、500人以上の生徒を合格へ導いたりしていた者です。
現在は個人事業主としてオンライン塾を運営しながら、総合型選抜の指導や小論文、現代文の対策指導を行っています。
自身も総合型選抜(旧AO入試)で合格を経験しており、まだまだ黎明期のころからこの試験との格闘を続けて、結果を出し続けてきました。
そのため、これから私がご紹介する面接対策法は、5年間の私のキャリアがつまった情報です。
この情報は、有料で公開したほうがいいとも考えました。
しかし、世の中一般に定着している面接対策があまりにも頼りなく、なんなら逆効果になりかねないようなノウハウまでが共有されてしまう始末です。
実際に私の授業を受ける多くの生徒さんは、この誤解のせいでかなり困らされていました。
より多くの方に合格に貢献したいので、私はあえてこの記事を無料で公開します(2022年10月現在)。
私の気が変わらないうちにご購読ください!
1.まちがった面接対策の誤解とは
一般的な面接対策と言えば、どんなことを思い浮かべますか?
もしかしたら、ノートの右側に質問リストを用意して、左側にその答えをバーっと列挙し、それをフラッシュカードのように暗記することではないでしょうか?
こういう対策をしている人がいたら、いますぐにやめてください!
中には、こういう対策を学校や塾の先生が教えている場合もあるのでタチが悪いです。
では、なぜこの一問一答形式の対策はやめたほうがいいのでしょうか?
それは、本番ではどんなに対策しても予想外の質問はかならずされるからです。
それだけではなく、暗記型で面接対策をしている人の話し方は、思い出すような話し方になってとても不自然でぎこちなくなります。
これは、数百人と面接試験を担当している面接官ならば、一発で見抜かれます。
以上の理由により、暗記型の対策では面接試験はクリアできません。
それでは、どのような対策をすればいいか、という話に移ります。
2.面接試験で聞かれることはたったの2パターンに分類される
面接試験では、試験管からさまざまな質問がされますが、あらゆる質問は2パターンに分類できます。
(1)あなた(受験生)について
(2)わたし(大学)について
だけです。
あたりまえにように感じるかもしれませんが、すべての質問は2パターンに分類されていると考えると少し気が楽になりませんか?
そして、このようにすべての質問をパターン化してしまうことには、これ以外にメリットがあります。
それは、2パターンの対策を行うだけでよくなるのです。
つまり、ノートに質問とその答えを書き出して100個も200個も受け答えのパターンを暗記するのではなく、たった2パターンの対策するのです。
それでは、その対策についてさっそく紹介します。
(1)自己分析
(2)4月からの大学生活を楽しみにすること
です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
3.面接試験対策の自己分析とは
面接試験では、あなたについての質問がされます。
「高校生活で一番がんばったことはなんですか?」
「得意科目は?苦手科目は?」
「志望理由書に書かれている夢についてですが、もう少し詳しく教えて下さい」
これらの質問はすべて、あなたについてです。
言い換えると、あなたの中にしか答えがありません。
そのため、対策は徹底的に自分と向き合うことです。
「私はなぜ大学へ行きたいのか(働いたり専門学校ではダメなのか)」
「私にとって、△△大学ではなく○○大学でなければいけない理由はなにか?」
「私はなぜ○○学を学びたいのか」
あなただけの理由ですから、あなたの個人的な経験と結びつきます。
あなたが子どものときから好きだったことを大学で学びたいだけかもしれませんし、なにかあなたの中で許せないことがあってそれを変えるために大学に入ってたくさん勉強したいのかもしれません。
このような原体験を引き出すのが自己分析という作業です。
4.面接試験対策の「4月からの大学生活を楽しみにすること」とは
面接試試験では、「大学について」の質問は多くされます。
「大学のどんなところに期待しているのか」
「大学ではだれだれ教授のゼミに入りたいのか」
これらの質問はすべて、大学についてです。
そして、大学について詳しくなるためには、4月からの学生生活をワクワクするしかありません。
ただし、「イケメンのカレシつくるぞー」みたいなワクワクではなく、4月からの大学生活をよりリアルに具体的に思い浮かべてください。
そのためには、1年次にはどんな授業がとりたいですか?あるいはとりたくないですか?
2年次にはどんなプログラムを利用して、どこに留学したいですか?
大学の提携校はいえますか?
大学の在学生や卒業生に○○さんという人がいて、この人がやっている研究や将来のキャリアには、あなたと重なる部分があったりしませんか?
これらの情報を集めるためには、Googleで「○○大学 シラバス」と検索しましょう。
すると、その大学で1年間の開講予定の授業が全部出てきます。
あるいは、すみずみまで大学のパンフレットやホームページをみましょう。
すると、その大学の制度に詳しくなくなり、4月以降の自分の大学生活がリアルになります。
この対策がその大学に詳しくなります。
そして、ワクワクしてきます。
「そうか、自分はこの大学に通うのか・・」
このようなリアルな実感を持っている人の言う言葉には、説得力が生まれます。
ぜひ、正しく大学生活を楽しみにしてください。
5.まとめ
以上が面接対策についてのお話です。
この対策が唯一にして最強の面接対策だと思っています。
1個1個暗記するような対策は、思考停止を招きます。
ぜひ、本質的な面接対策をして合格を勝ち取ってください!
もし、この記事を書いている人の授業を受けてみたい、と思った方がいたら、ぜひ以下のサービスを受講してみてください!
面接試験対策サービスでは、上記でご説明したことに加え、本番に安心して挑めるようなフィードバックをさせていただきます。
そして、大学入試にかぎらず面接全般に共通するような面接対策をコーチングして、合格のサポートをします!