昔から不思議な夢を見ることが多くて
子供の頃は夢占いの本でわざわざ夢の意味を調べることも多かったのですが、以前にも書いたトラウマ事件以降は夢の意味も深く考えることを辞めてしまっていました。
ですが、そんな私でも
中学生の時に見た夢は
とても強烈に覚えていて
興奮のあまり友達にもペラペラ話していたので
大人になってからもふと思い出すことがありました。
それは船の上での結婚式。
黄色いウエディングドレスを着た私。
私の目の前にいる二人の新郎。
見事に顔はモヤがかかっているようで
ハッキリとは見えない。
一人は随分背の高い、肌の色が黒い男性。
もう一人は背が低く、肌の色が白い男性。
この真逆のタイプである男性二人から差し出された手。
どちらの手を取るべきか迷っていた私がいました。
中学生だったので、恋愛にも興味が出てくるお年頃。
これは素敵な夢を見たぞと自分でも何かを感じていました。
そしてその数年後に交際したのは
身長182センチの地黒の男性。
5年間交際していましたが、正直いって途中からは全く上手くいってませんでした。
ですが、途中で夢の相手が彼であるとは気がついた私。
もう一人の背の低い男性は誰だろう?
そんなことも思いながらも
ダラダラと彼との交際が続いていたある日。
ネットで一人の男性と出会いました。
メッセージでのやり取りが楽しく、会ったこともない人にどんどん惹かれていく自分がいたのです。
その後、電話でのやり取りに切り替わりましたが、その時間もとっても楽しくて、直接出会うまでにそう時間はかかりませんでした。
そして初めて会った彼はとても小柄で華奢な肌の色が白い男性。
出会ってからますます惹かれていき、当時付き合っていた彼との別れを決めました。
5年も付き合っていたので別れる時は相手に納得してもらえず大変でしたが、それでも自分の気持ちに偽ることはできないと必死で説得。
両家を巻き込んでの大騒動でしたが、すったもんだあった末ようやく決別。
その彼と別れたからといって新しい彼とはすぐに交際が始まったわけではなく、そこから一年ほどは私の片思いでした。
なかなか思い通りにはいかない恋愛でしたが、それでも毎日がとても楽しくキラキラ輝いた日々です。
その後、なんとか交際に進展。
そこからはトントン拍子。
結婚し、子供ができ、ある日突然『夢』のことを思い出しました。
あぁ、もう一人はこの人だったのか。
そう感じました。
大抵の夢は忘れてしまいますが、いくつかの夢は今もわりと鮮明に覚えています。
不思議なものです。
恐らくお別れした彼とも何かの縁があったのだろうと思いますが、こうやって夢にでてきた意味はなんだったのだろう?
たまにそんなことを考えたりもしますが、深く考えません。
ただ全ては繋がっている。
そんな気がしています。
あなたは夢からのメッセージを受け取ることはありますか?
意味があると感じるか、なにも意味はないと思うかはその人次第。
なにか気になる夢を見たときは
メモにでも残しておくといいかもしれません。
SANA