【接骨院の基礎知識】接骨院とは?
初めまして!優杏です!
日本体育大学卒の柔道整復師です。
接骨院とは?
<ゆず>
接骨院とは、「柔道整復師という国家資格を保有した者」が「骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷」の治療を行う場所です。
これら5つに該当する場合に保険適用できます。
運動をした時など過度にやりすぎた場合にお身体を痛める場合もこれらに該当します。
<患者Aさん>
そうなのね!
私は「マッサージ屋さん」だと思っていたわ!
<ゆず>
そうですよね。
でもマッサージは行いません!
「柔道整復術」という手を使った治療をメインで行うので
患者様側からすれば手を使うのは同じなので分かりにくいですもんね!
接骨院と整体院の違い
<ゆず>
接骨院勤務をしている時に良く聞かれるのが整体院との違いです。
めちゃくちゃ簡単に説明すると、
「保険が使えるか使えないか」の違いです。
ちなみに
◯ 接骨院=整骨院
✖️ 接骨院=整体院
ややこしいですが、骨が入っていれば「柔道整復師」が治療する場所です。
簡単に一覧表を作りました。
保険治療 資格必須 ケガの治療 1日1回以上の治療
接骨院 ◯ ◯ ◯ ✖️
整体院 ✖️ ✖️ ✖️ ◯
<ゆず>
上記の様になります。
こうやって見比べて見れば
全然違いますよね!
<患者Aさん>
なるほど!
「骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷」
この中の怪我をしたら接骨院の方に
通院したらいいのね!
骨折・脱臼は接骨院でも治療できるのね!
<ゆず>
はい!できます!
ただし怪我をしてすぐの応急処置はできるのですが、
その後に病院に行き接骨院で治療する旨を伝えなければいけません。
なので最初は病院で処置を受け信頼できる接骨院に通院するケースが多いです。
「病院」➡︎「接骨院」
に転院(通院場所を変更)する場合は医師からの許可がいるので、
患者さん自身が「信頼している接骨院の先生」がいれば転院することを必ず伝えてください。
ほとんどの場合が接骨院より病院で治療しなさいと言われるので、
病院で治療されるケースが多いです。
<患者Aさん>
そうなのね!
私の周りでも病院にかかる友人がほとんどだよ!
もしもの場合は「接骨院」でも治療できることを知れたから
病院が遠い場合は候補に入れるわね!
分かりづらい部分の説明
<分かりづらい部分の説明>
「資格必須」
接骨院の場合 柔道整復師免許保持者が必須となる。
整体院の場合 資格保持者がいなくてもOK(マッサージ師の免許取得者がいる場合もある)
「ケガの治療」
接骨院の場合 「骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷」の治療ができる。
整体院の場合 治療という目的で行ってはNG。
「1日1回以上の治療」
接骨院の場合 保険請求できるのは1日1回になる。
整体院の場合 保険治療ではないので1日何回でもOK。
治療の際に必要となるものは?
<ゆず>
①「骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷」に該当する場合には保険治療が
適用されるのでお持ちの保険証を持参して下さい。
② 「負傷日」と「負傷の経緯」を柔道整復師に正確にお伝え下さい。
どうしてもわからない場合は記憶に残っている範囲で結構です。
③ 保険治療になる場合は、本来は患者様自身が保険治療費払い戻しの
請求書を送らないといけないのですが、
「柔道整復師が代わりに請求するための書類」が御座いますので、
それに世帯主のお名前を記入すれば代わりに請求します。
この書類は "月に1回" 記入します!
<患者Aさん>
だから "月に1回" 名前を書いているのね!
どんな治療をするの?
<ゆず>
ほとんどの接骨院が下記の治療を行います。
なぜなら、「保険治療の内容」に入ってるからです。
これらの治療が無ければ料金の変動があるので
きちんと確認しましょうね!
<簡単な説明>
・温罨法
マイクロ波で患部を深部から温めて痛みを緩和します。
・電気治療
電気を患部に流し痛みを緩和します。
・柔道整復術
手を使った治療(手技療法)で痛みを緩和します。
どれぐらいの頻度がいいの?
先程も紹介したように、保険治療の適用は1日1回です。
なので「毎日通院」でもOKです。
最低でも週に1回はみてもらうと経過が見やすいので
時間を見つけてお近くの接骨院に通われてくださいね。
まとめ
<ゆず>
簡単な説明でしたが以上になります!
接骨院の認知度がまだまだ低いので
今回は記事にして説明させていただきました!
接骨院での治療は幅広くできるので
怪我などした場合は
是非、近くの接骨院に通院してみてくださいね!
<患者Aさん>
分かったわ!
色々説明してくれてありがとう😄
困った時は活用してみるわね!