11月8日以降の関空からの入国

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11/9に関空着の便で入国しました。ご存知の方もいると思いますが11/8から外国人を含む一部の方の入国規制が緩くなり、条件次第では自主隔離期間も三日間になります。

実際にはどうだったのか、お伝えしようと思います。

ヨーロッパ出国
実はコロナ禍以降数回帰国しているのですが、毎回微妙に違います。
今回はイタリア発>パリ経由>関空着です。

イタリア出国前の準備

日本入国72時間前までにPCRまたは抗原検査での陰性結果が必要。
>以前はPCR限定だったので、多少緩くなったと思います(少し安い)
また、ワクチン接種証明書を見せるように言われる。
>以前はワクチン接種証明書は聞かれなかった(そもそも持っていなかった)

パリの空港

登場ゲートを通る直前にQRコードの取得をしてほしいと言われる。また、再度PCR検査の結果を見せる必要がある。
>以前はQRコードはイタリアの空港で取得させられたので、ケースバイケースな気がする。また以前は登場ゲートの前でPCR検査の結果は見せなかった気がする。

関空到着後

飛行機内に厚生労働省の職員は乗ってこなかった。
>以前は職員の搭乗を待ってからの移動だったので、少しスムーズになった。

飛行機を降りた直後に二種ついの書類が用意してあり、それを取ってから移動する事になる。
>以前はこの書類は受付で他の書類と一緒にもらったので、ちょっと手間が増えた。

以前は自主隔離期間が10日だったイタリアですが、なぜか14日の自主隔離期間に戻った。
>9日経過後にPCR検査か抗原検査を受け、陰性結果であった場合は隔離期間を短くできる様になったとのこと。ただし有料かつ4日程度の短縮なので、やる気は起きない。

PCRの検査はいつもと同じ唾液検査。
到着から書類の検査、PCR検査等を経て空港を出るまでに1時間〜1時間半くらいの感じです。

MySOS

空港でMySOSというアプリのインストールとセットアップをします。
当日待機場所に到着次第、アプリで待機場所の登録をします。前回もなのですが、当日の連絡はないと思います。翌日から体調に関する報告や、現在地の報告、ビデオチャットなどの連絡が来る様になります。

実際に3日間に自主待機を短縮できるのか?

どうやら、日本の企業や団体に招聘される日本人と外国人に対して適用される制度の様です。そのため、企業の社員が海外出張をする際には適用されない様です。また、この制度を使う際に行う届出は、各担当省庁にするらしく、相当面倒だと思われます。
また招聘する側は、招聘する当人の国内での行動責任を負うらしく、あまり積極的に利用できない気がします。

結論
日本(とイタリア)で個人事業主をしている私の様な場合は、クライアントの日本企業に頼み込めばできるかもしれません。ただし、帰国前に書類を集めておく必要がある上、ほとんど活用されていない制度のため、どの程度時間がかかるかさっぱりわかりません。ということで、普通の日本人にとってはあまり役に立たなそうです。

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