うつ病になってよかったこと 3選

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コラム
うつ病というと、どうしてもネガティブなイメージが湧くのではないでしょうか?
うつ病になると、周りからネガティブな目で見られる。
うつ病になると、メンタルが壊れて戻れない。
うつ病になると、仕事復帰できない、何もできない。
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このことから、
「うつ病に絶対なってはいけない」
「うつ病になったら最後だ」というイメージを持たれているかも知れません。
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でも、うつ病になることは悪い面だけではなく
良い面もたくさんあるんです。

今日は、そのことについて書いていきたいと思います

うつ病になってよかったことその1 自分の考え方の癖に気付くことができた

私がうつ病になった時、なる前は、なかなか自分を認めることが出来ませんでした。 
「こんなはずじゃない」
「こんな自分はダメだ」
「あの時こうしなければ」
「あの時こうしていれば」
こんな感じでいつも自分を否定していました。


でも、うつ病になることで
自分との向き合いに時間を費やすようになり
自分の思考の癖を見直すきっかけになりました。
具体的に言うと、「認知行動療法」により、自分の考え方の癖に気付けたのです。

例えば、私は何か1つ失敗したり、嫌なことがあると
「私はダメだ」とか「私には価値がない」「私は無力だ」などと
全部自分を否定して、無意識に「自分いじめ」をしていることに気付きました。
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でも、そんなことはないのです。
自分は一生懸命にやった結果で、もちろん失敗をすることだってあるし
色んな要素があって物事は起こるから、自分だけが背負う必要はないんです。
それに人間だから、気持ちやバイオリズムがあるから機械のように完璧なことは出来ない。
紙に何回も書きだしてそのことに気付きました。

この「自分を前より受け入れるようになったこと」が一番の良い変化だったかも知れません。
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うつ病になってよかったことその2 過去を振り返られたこと

前の投稿でもこのことに触れましたが、自分がうつ病になる背景として、社会不安障害がありました。それは、母親や父親との関係、いじめの体験が元になっていることが心理カウンセラーとのカウンセリングを通して気付きました。

社会不安障害については未だにありますが、過去を振り返ることは自分のメンタルの問題の根源にアプローチすることであり、うつ病になっていなければ絶対に過去の自分に向き合うことはないことでした。

また、知らぬ間に内面の気持ちを押し殺していることに気づいていない人が多いのではないかと思いました。そういう意味では、自分の過去をじっくり振り返ってその時の自分の気持ちに気付いて、少しずつ吐き出すことが出来たことは、自分にとってとても意味があることだったと思います
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うつ病になってよかったことその3 人の痛みを知れたこと

うつ病になることで、メンタル疾患を持つ人を中心に人の痛みがより分かるようになりました。

うつ病というのは、怪我などと違って見えないものだからこそ、相手には分かりづらいものですが、実際は本当に辛く苦しんだ時期と言えます。

うつ病というのは「心の病気」とも言いますがその通りで、心が暗く消極的になるだけでなく身体もだるく重くなっていきます。そして、誰にもうつ病になったことを言えないので基本的に孤独です。

うつ病に理解がない人からは、「仕事もしないで何いつまでも休んでるの?」などと心ないことを言われて傷ついたこともありますし、一体いつ回復するのだろうと焦ったり、「こんな自分はダメで無価値」と自己嫌悪になる時期もありました。
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でも、色々な苦しみを経験したことで人の痛みを知ることが出来て、人一倍優しくなれたと思います。

うつ病の人にはもちろん、メンタルの疾患を持った方、身体的にハンデを持った方、何かに苦しんでいる人の気持ちにより共感できるようになったことは、自分にとって良いことだったと思います。
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