うつ病になりやすい人 3選

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うつ病というのはもはや現代病となっており、近年の国際共同研究によると、日本の国民のうち、一生のうちにうつ病や不安症などのメンタル疾患にかかる人は18%と言われており。つまり、5人に1人が一生のうちに何らかのメンタル疾患にかかる、身近なものということです。

このことから、どのような人がうつ病にかかりやすいのか、該当する人はどうしたらいいのかを、自身の経験から書いていきたいと思います。

うつ病になりやすい人その1 真面目・責任感が強い

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 真面目なのは、とてもいいこととされていますし仕事では必要なことでもありますが、自分のキャパ以上のことをやっていると、疲れや不眠、集中力の低下、意欲の低下などの症状が現れます。

真面目な人、責任感が強い人は、この状態から抜け出せずむしろ抱え込んで、その結果うつ病になってしまい何も動けなくなってしまいます。

 私も真面目で、責任感が強く、なかなか自分の業務が終わらないときでも無理にして仕事をしていまして、強い不安感や焦燥感、長時間の緊張感などから不眠症になってしまい、その後、うつ病になってしまいました。

解決策
・ストレスを解消できる趣味や時間を持つ
・仕事をいつまでもやるのではなく、期限を決めてそれ以上は仕事をやらない
・ここまでは自分の責任からも知れないがそれ以上は知らない!などと開き直る

うつ病になりやすい人その2 自責思考が強い、完璧主義

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自責思考が強い人は、自分を戒められる、反省して次に改善できるといういい面も持っているかも知れませんが、度が過ぎると自分を責めることで、自分の心のエネルギーは知らないうちにどんどん奪われてしまいます。

 私も「~すべき」という思考が強く、いつの間にか自分のエネルギーをすり減らしていたのだと思います。私の場合は、ノートに書き出して自分の行動を変えていく「認知行動療法」に取り組んだ結果、自分の考えに気づき改善することが出来ました。

 ザルツブルグ大学の研究によると、「自分を責める回数が多い人」ほど、感情コントロール機能に大きく関わる灰白質(はいはくしつ)が少なる傾向になるそうです。

そして、完璧主義だと、出来たことよりも、出来なかったことにフォーカスしてしまい、「こうするべき」、「こうしなければならない」という思考により、常に自分や他者を責めることになってしまいます。

解決策
・自分を責める際になんでそう思うのかとことん紙に書き出してみる
・友達に話してみて客観的に見てみる

自分を責めるということがいつも続いているとすれば、常にそのスパイラルに陥っている可能性が高いので、まずは紙に書き出してその原因や自分の信念というのをまずは認識することが大切です。

 そして、友達や同僚に相談することで、それは自分だけも問題ではないということが認識できて、抱え込む必要がないということがわかってくると思います。

うつ病になりやすい人その3 人に頼れない・人の頼みを断れない

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いわゆる「いい人」というのは、自分のキャパが一杯だとしても、相手からの評価を気にするあまり、断れません。そして、相手を頼ることができない結果、自分が苦しくなり、それを周りに打ち明けることもできず、どんどん抱え込んでいってしまうのです。

解決策
・誰かに頼めないのであっても、えいやあ!で思い切って誰かに頼んでみる。

誰かに頼って「迷惑をかけるべきではない」という思考が働いているかも知れませんが、迷惑は「お互いさま」なのです。そして、それで「嫌われるかも知れない」という思考が働いているかも知れませんが、相手は意外とそんなことは考えていないケースが多いので、自分の思い込みを外すためにも、まずは一回自分の殻を破って行動してみましょう。

まとめ
 今回は、うつ病になりやすい人3選として、自身の経験からどのような人がうつ病になりやすいのかを書きました。これに当てはまるからと言って、うつ病にかかるというわけではないですが、ご自身のセルフチェック、予防として確認していただけると嬉しいです。

さらに、この3つの特徴というのは、「ストレスをため込みやすい」特徴でもあります。ですので、ストレスフリーで快適に日常生活を送る上でも、自分の考え方に気づくきっかけになれたら嬉しいです。












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