余裕のある高度で飛びましょう

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時として会社としても個人としても、消化能力を超えた仕事を受注しなければならないと思います。
例えば、10kgの肉があるとして、それを30分で食べなさいと言われたら無理があります。
ちゃんと調理をして、小分けして、その日その場で食べられなければ保存して、時間と日数を掛けて「食事」するのが本来です。
例えば無理やり生肉を胃に入れ込むまでは行ったものの、その場で「嘔吐」してしまったら周りに迷惑が掛かります(極端かつちょっと汚い話ですが・・・)。
時として、特に根性論の世界を謳歌してきた諸先輩方はそんな無茶な話があったとしても、「やればできるから」という思考停止した論を振りかざします。
時に「嘔吐」しても「すいません、すいません。」って言いながら処理して、平謝りに平謝りを重ねてやってきたんでしょう。

それが彼らの言う仕事だと言います。
私はそれをいつ墜落するかもわからない「低空飛行の仕事」だと表現したいと思います。

本来、周り(顧客やステークホルダ)に迷惑を掛けない「仕事」はそういうものではないと思います。
調理の技術を駆使し、小分けと保存を適切に実施し、時間を掛けて食事する。
技術と知識体系、マナー・・・力技ではない色々なものを駆使して「無理なく」やるのが「仕事」だと私は考えます。

諸先輩方は、学ぶ気力も時間もなく、力業でなんとかするしかないという個の事情は十分に理解しますが、適切ではない「持論」をもって低空飛行の仕事を組織として続けさせるのは、やめにしませんか。

以上とします。



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