ユーザーインターフェイス設計の難しさ

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IT・テクノロジー
おはようございます。こんにちは。こんばんわ。
改善が大好きな、齋藤正夫です。

4ヶ月前に、職場にリリースした、副資材発注システム(当然、Accessで作ったヤツ!)。
お取引先様と経理部門の調整(協力依頼)をしながら、開発を行い、のべ2ヶ月でリリースした、結構なシステム。
概要を簡単に書いた図は、こんな感じです。
福祉z債.jpg
元々は、現場担当者が、発注担当に、口頭(実際は電話やメモ紙)で発注依頼を受けて、発注担当は発注をしていた。
そこに色々問題があって、今回、システム化した。
ちなみに、会社では、Outlookが使えるので、Accessで、メール通知することは、簡単です。

そこで、ユーザーインターフェイスの話。
リリースした初期版の発注処理画面は、ボタンが結構あったのです。
多分、9個くらい。
手順書を作成して、リリースするのですが、毎回思うことがあります。

「ユーザーは、手順書を読まない」です。

ボタンが9個もある画面です。当然、ユーザーは、混乱します。
ただ、手順書には、細かく手順を説明しています。
混乱しても、ユーザーは、手順書を読みません。
何回か操作するうちに、覚えていきますが、それでも不慣れな操作をしていて、大変でした。

そこで、9個くらいあったボタンを、5個に減らして、「無くても大丈夫便利ボタン」は、全部削除しました。(実際は、非表示)
ただそれだけです。4個の「無くても大丈夫便利ボタン」を非表示にしただけで、ユーザーの操作は、スムーズになり、喜んでいただいた。

開発中に色々考えて、便利なボタンを作るのも良いのですが、機能を単純にすることも重要だと、ちょっと、反省しました。

本来なら、プロトタイプを触らせ、ユーザーの感触を確認できればいいのですが、今回は、それが出来なかった。
ユーザーインターフェイスの設計が難しいと思ったので、ブログにしました。
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