【やらなくていいこと】を増やす取り組みの重要性

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 さて、今回はやらなくていいことを増やす取り組みについて書きたいと思います。美容業界のバックオフィス業務に従事するようになり約10年ですが、当時と比較すると美容師のやることが非常に多くなったと感じています。
 というのも、美容室のオーバーストア状態により競争が激化していることや以前は某集客媒体に広告費を投資してしっかりと運用していれば費用対効果が取れたのですが、SNS等の普及により、より他媒体での発信も強化していかなければならない状況にあるためと考えています。

美容業界だけでなく、統計調査にも目を向けてみると、、、
労働安全衛生調査(H30)によると現在の仕事や職業生活に関することで強いストレスとなっていると感じる事柄がある労働者の割合は58%でその内容をみると「仕事の質・量」が59.4%で最も多いという記述があります。

ここから表題の件ですが、「やらなくていいこと」を増やすということは、本来やるべきことに集中するために必要なことです。本質として考えなければならないことは「なんのためにその業務を行うのか」、「やらなくていいこと」、「やらなければならないこと」の費用対効果を考えることだと思います。

【目次】
日々の業務を振り返ってみよう
●優先順位をつけてみよう
●費用対効果が見えづらいものは捨てることも視野に
●代替できるものはないか考えてみよう
●まとめ

日々の業務を振り返ってみよう
まずは日々の業務を書き出してみましょう。書き出すことで見える化することができます。できるだけ些細な事でもたくさん書き出すことです。ポイントは「なんのためにその業務が必要なのか」を箇条書きで書き出すことです。
例えばですが、、、
多媒体のSNS更新→集客のため
アシスタント教育→売上を生み出すスタイリストに育てるため、利益の最大化を図るため
掃除→店舗を清潔に保つため

優先順位をつけてみよう
書き出した日々の業務内容と目的に優先順位をつけていきます。
例えば
①顧客対応→●●のため
➁集客媒体運用→●●のため
③SNS更新→●●のため
⑥掃除→●●のため

費用対効果が見えずらいものは捨てることも視野に
費用対効果が見えずらい媒体は流行っていたとしてもやっていて効果があるのかないのかわからない場合には思い切って捨てることで費やす時間を削減することができやらなければならないことに時間を割くことができるようになります。

代替できるものがないか考えてみよう
優先順位をつけた業務の中で、代替できるものがないか考えてみましょう。例えば掃除は業者に依頼する。タオルは業者からレンタルするなど。代替できる業務が増えることでよりやらなければならないことに時間を割くことができるようになります。

まとめ
以上から業務の見直しを行い、必要な業務、必要だけど代替できる業務、必要ではない業務とに分けることで取捨選択を行い日々の業務を行うこと=費用対効果を考えて業務を行っていくことが重要です。
というお話でした。

頭の中では理解できてるつもりでも文字におこすと語彙力のなさを感じています。
最後までお読み頂きありがとうございました。

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