愚痴が多い人との接し方

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 私も基本的に愚痴って多いのですが、愚痴って言ってる方は悪い気を吐き出して楽になるけど、聞いている方はその悪い気を受け止めちゃうから疲れちゃうんですよね。
 だからといって仲の良い人に「ちょっと聞いてよ~」なんて言われたら断りにくいですよね。できれば他人の愚痴なんて聞きたくない、でも聞かざるを得ないときの対策法です。

1.愚痴ってる人は何を求めているのか
 愚痴ってる人は基本的に楽しくない不満を抱えています。楽しいときに愚痴ってでませんよね。そして人に聞いてもらいたい時はだいたい次の3つのうちのどれかの気持ちが裏に隠れています。
「わかってほしい(認めてほしい)」「助けてほしい」「愛して欲しい」。
 この3つの気持ちをストレートに言えればいいのですが、そんな素直な表現ができない不器用さんが愚痴をいいます。
 また愚痴の対象となる人に直接言う事ができないからこそ、他の人に愚痴という形で自分の気持ちの理解を求めているのです。

2.愚痴の聞き方
 ではどう愚痴を聞くのが良いのか。
 まず愚痴ってる人はたしてどの気持ちをこめて愚痴っているのかを見極める必要があります。
①「わかってほしい(認めてほしい)」タイプ…愚痴の内容が事実だったり行動の結果だったりした場合、自分の行動が間違ってない・悪くないことをわかってほしいタイプの愚痴です。この愚痴がでてきた場合は素直に話を聞いて「大変だったね」「苦労したね」「あっちが悪いよね」など労わりと共感の姿勢で聴きましょう。愚痴ってる人も話しているだけでスッキリしたりします。
 このタイプの愚痴に対してアドバイスはいりません、アドバイスするとかえって良くないです。余計なことは言わず、うんうんと聞いて相手の心に寄り添うことだけに専念しましょう。
②「たすけてほしい」タイプ…愚痴の内容が現在進行形で困っている場合、貴方に助けを求めているタイプの愚痴です。素直に助けてといえないので愚痴ることで自分が今困っている、助けてほしいと伝えています。
 このタイプの愚痴に対しては助けるか助けないかの2択しかありません。そして助けると決めたならば「出来る事は協力するよ」「私にやれることあったらいって」などといって手を差し伸べてあげましょう。
 逆に助けられないと思ったら「私には無理だ」と突き放すのではなく、助けに気づかないフリして①と同じように共感に徹するか、「私も同じく困っている」と同士のフリをしてやりすごしましょう。
③「愛してほしい」タイプ…愚痴の内容が、自分を卑下したりネガティブなことをいっている場合、愛して欲しいタイプの愚痴です。このタイプの愚痴に対しては、「そんな貴方も素敵ですよ」「貴方には良いところがいっぱいありますよ」と基本ほめてあげてください。褒めてその人の自己肯定感を高める手助けをしてあげてください。
 このタイプの愚痴には反論して良い所を見つけて褒めてあげなければならないので正直一番疲れます。下手に聞き流すとこちらに怒ってくるので、やっかいなタイプです。

3.愚痴ってる人の気持ちに向き合おう
 愚痴を聞くときは愚痴の内容よりも、愚痴っている人の気持ちに焦点を当てて下さい。
 なんなら「そのときどういう気持ちがしたの?」などと直接聞いてしまっても良いです。
 気持ちに共感するつもりで話を聞いていれば、相手から発せられた悪い気を受け流すことができ、貴方の疲れも軽減するかと思います。

以上、愚痴ってる人の話を聞かなければならないときの対処法でした。
愚痴って正面から受け止めようとするとかなり疲れますので、相手と向き合うのではなく同じ方向を見てあげたほうが楽になります。
話を聞くときも、できれば正面ではなく隣で聞くようにしましょう。






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