カトリック教会のスキャンダルとジャニーズ喜多川の性的暴行事件

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今日もジャニーズスキャンダルに関係した話ですが、少し変わった視点から見たいと思います。

ジャニー喜多川氏の少年に対する性的暴行の話を聞くと、かなり前に世界中で大騒ぎになったカトリック教会のスキャンダルが思い出されます。

しかし、なぜか誰も書いていないようですので、ここで取り上げることにしました。

カトリックの神父に関連する性犯罪については、かなり以前から様々な時期と地域で問題が浮上しており、カトリック教会における深刻な問題とされています。

以下は、その概要です。(Chat GPTを利用):

・児童性的虐待:最も注目される問題は、カトリックの神父による児童性的虐待です。

過去数十年にわたり、世界各地で数千件以上の性犯罪の告発があり、被害者が神父による性的虐待を訴えています。

一応書いておくと、児童性的虐待自体は、それこそ教会でできた当初、つまり千年以上前からあったと思います。

しかし、そんな昔まで遡っても意味がありませんから、一応調査が可能な過去数十年にしてあるのでしょう。

そして、これらの事件は、多くの場合、教会が犯罪を隠蔽し、犯罪者を保護してきました。

・カトリック教会の対応:そのため、一部の人たちは、カトリック教会が性犯罪事件に対処する際に十分な透明性と責任を持っていないと主張しています。

・法的対応:性犯罪の告発に対して、被害者やその家族が法的措置を取ったケースがあります。一部の司祭は告発されて有罪判決を受け、刑務所に収監されました。

また、一部の地域では教会に対して賠償金が支払われたり、法的和解が成立しています。

ただし、聖職者に対する告発は大変な勇気を必要とする行為です。

キリスト教信者にとっての教会や神父の持つ意味は、私たち日本人にはわからない部分が多いと思いますが、要するに聖なる存在なのです。

そのために、聖職者を告発する人間は、他の人たちからとんでもないデマを言いふらす者として非難、迫害されたようです。

下手をすると「村八分」にされることも考えられます。

付記しておくと、聖職者による性的暴行は日本でもありました。

2019年に少年時代に「東京サレジオ学園」に在籍していた竹中勝美さんのドイツ人神父から1年間にわたって性的虐待を受け続けたとの告白により日本でもこうしたことが行われてきたことが明らかになっています。

このときも日本ではほとんど話題にはなりませんでしたが。

これらのカトリック教会の事件とジャニー喜多川氏の事件には、影響力の範囲がかなり異なるとはいえ、権力と影響力の濫用が共通して見られます。

そして、両事件において、隠蔽と沈黙文化が存在しました。

カトリック教会は多くの場合、虐待事件を教会内部で解決しようとし、司祭を他の場所に移すなどの手段を用いました。

ジャニー喜多川の事件では、音楽業界内でも被害者の告発を抑えようとする試みが見られました。

カトリック教会の聖職者による性的暴行事件に関しては、2018年に、ローマ法王庁で3日間にわたる特別会議が開かれ、法王フランシスコは聖職者による性的暴行について認めています。

また、問題解決に向けた取り組みを進められており、各国の司教協議会では被害者支援や加害者の告発促進などが行われています。

ローマ法王庁は二度と同じ過ちは繰り返さないと述べていますが、対応が素早いとはいえないようです。

ジャニーズ事務所も同様の決意を述べているものの、会見の内容を見るとどこまでやる気なのかに疑問が残ります。

こうしたスキャンダルは対応が難しいことはよくわかりますが、両方とも尻すぼみになったなんて点も共通点にならないよう祈っています。

では

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