有名税と亡くなった人への偽善的讃美

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コラム
亡くなったタレントのryuchellさんにある女性YouTuberが追悼の意を示しつつ、次のような発信をしました。

「りゅうちぇるさんが変わっていく姿を見てあまりに批判のツイートが多く流れてくるのでとても心配していました。『子供の面倒を見ないで遊んでいる』とか、『家族を捨てた』とか、なんで夫ではなくパートナーになった選択をしたことや容姿が変わっていくことだけで赤の他人が全てわかったような口を叩けるのかと批判を見るたび悲しくなっていました。

私も数年前誹謗中傷がかなり多かった時期に自殺を図ろうとしたことがあります。りゅうちぇるさんが亡くなった理由との直接の関係があると断言はできないですが、少なくともひとりひとりの言葉の刃で簡単に人は殺せます。亡くなったあとでも非難のツイートがあることに憤りを隠せません」

なるほどねえ、しかし、勿論、誹謗中傷は論外ですが、ryuchellさんにも批判されるようなところがあったと思います。

「赤の他人が全てわかったような口を叩けるのか」と言っていますが、それは有名人の宿命でしょう。

特に、自分のプライベートを公開してお金稼いでいたのですからリスクは覚悟しないといけない。

それが嫌なら人前に出なければいいだけです。

また、彼女は死んだ人は批判しちゃダメって言っています。

確かに、死んだ人を叩くのは、その人の尊厳や敬意を無視してる感じがします。

しかし、死んだ人を褒めちぎるのもおかしくないですか。

特に、タレントや有名人がみんな同じようなこと言ってるの見ると違和感があります。

これも「赤の他人が全てわかったような口を叩けるのか」って言えるんじゃないでしょうか。

亡くなった人について話すときは、批判も賛美もほどほどにしましょう。

批判しすぎたり、賛美しすぎたりすると、亡くなった人の人格や価値をないがしろにしてしまうかもしれません。

亡くなった人のプライベートを暴露するのもやめましょう。

亡くなった人の敬意や尊厳を守るには、言葉や評価を慎重に選ぶことが大切です。

批判も賛美もバランスよくし、公正な評価を目指しましょう。

では

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