Twitterの新機能「コミュニティノート」でフェイクニュース撲滅へ

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東京新聞の記者 望月衣塑子氏が、以下の文章をTwitterに投稿しました。

「疑念だらけ

原発処理水の放出にお墨付き…IAEAは本当に「中立」か 日本は巨額の分担金、電力業界も人員派遣

IAEAはどこまで信を置けるのか。かねて日本政府は、IAEAに巨額の分担金や拠出金を支出してきた。IAEAのお墨付きは、中立的な立場から出たと受け止めるべきか?」

要するに日本から金を貰い、人員も派遣されているIAEAの決定なんか信用できないとの印象を与えようとしているわけです。

しかし、実はごく最近、Twitterに新しい機能が追加されているんですね。

その機能は「コミュニティノート」と呼ばれ、ツイートの内容を第三者機関が事実確認し、その結果をツイートに表示するものです。

たとえば、上記の望月氏のツイートには、閲覧したユーザーによって、「他のユーザーにとって役立つと思う背景情報」が追加されています。

「中立性に疑義を挟むのであれば、今年のIAEAの通常予算の分担率は日本に抗議した中国が14.7%、日本7.7%という前提を抑えて下さい」

このように中国はIAEAに日本の約2倍の資金を拠出しています。

となると処理水海洋放出に反対している中国にまず忖度しないといけないはずですよね。

また、別のユーザーは以下のように発信しています。

「国際機関には加盟国の義務的拠出金があり、経済規模に基づくためアメリカ、中国に次ぐ第3位です(2020年)。2021年に派遣された日本人の職員数は41人、全職員2550人のうちの1.6%に過ぎません。幹部以上は1人のみ」

この程度では日本人がIAEA内部で影響力を持つことは難しいでしょう。

ところで、望月氏は、安倍晋三元首相や菅義偉首相に対する批判的なツイートをした際に、その下に「このツイートは事実と一致しません」という警告が表示されることに気づきました。

そして、この機能を「言論の自由を侵害する」と非難し、Twitterに抗議したものの、Twitterは「この機能は公平で透明な基準に基づいて運用されており、望月さんのツイートはその基準に反している」と回答。

望月氏は、自分のツイートが真実であると主張し続けましたが、多くのユーザーからは「事実を認めろ」「恥を知れ」「辞めろ」という厳しいコメントが寄せられました。

望月氏は、自分の信用を失ったわけです。

今後、Twitterを通じてフェイクニュースで世論を誘導することがかなり困難になるはずです。

ろくに調べもせずいい加減な報道をしたり、さらには意図的に偏向した情報を垂れ流す新聞社は苦労するだろうなあ。

では

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