岡田斗司夫氏のYou Tube番組より
ある20代男性からの相談です。
「私はもうすぐ結婚するのですが、結婚式に関して彼女と揉めています。
私は絶対に結婚式を挙げたくない、彼女は絶対に挙げたいといっています。
私が譲れるのはフォトウェディングまで、彼女が譲れるのは親類のみの挙式です。
誰に相談しても結婚式は女性のためのものだからというような答えしか返ってきません。
常識的な意見ばかりでうんざりします。
岡田先生のご意見を賜りたいです」
これに対する岡田氏の回答はおおむね以下のようなものです。
「相談者は自分を常識人だと思っていないようだが、結婚はするわけだ。
しかし、好きな彼女と結婚するという常識的なことをするくせに、常識的な意見にうんざりというのはちゃんちゃらおかしい。
結婚するという常識的な判断をするんだから、周りの常識人の結婚式は女性のためのものだからという常識的な意見にも従わないといけない」
見事な回答ですね。
この相談者は、本当は世間的な常識に首まで浸かっているのに俺って個性的とでも思っているのかな。
一般に女性は結婚式に物凄く憧れています。
何百万円もかけることをいといませんからね。
大抵の場合、男性はその情熱に引っ張られるというか押し切られることが多いようです。
そこにこの男性は一石と投じたつもりなのでしょう。
ただ、上に書いたように女性の結婚式へのこだわりは本当に強いですから、将来に禍根を遺したくなければ結婚式をするべきですね。
それとも最初が肝心だからと意見を通したいのかな。
まあどちらにしても、この人は本人が思っているよりも考えが浅いようです。
では