藁にもすがる思いで逃げた鳥を探す飼い主を笑いものにするタレント

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先日放送されたテレビ番組「ネコいぬワイドショー」でのゲストの眞鍋かをり氏の発言がネットで猛烈に批判されています。

まず「ネコいぬワイドショー」ですが、「テレビ史上初!?ネコと犬の話題だけを紹介するワイドショー」と謳っています。

その中で、迷子の猫を探す「ペット探偵」が紹介されました。

「ペット探偵」ですから猫だけではありません。

迷子の鳥も探してくれるのですが、眞鍋氏は迷子になった鳥を探す張り紙について、笑いながら以下のように発言したわけです。

「鳥探してますの場合、“無理じゃーん?”って思うのよ。特徴とか名前とか書いてるんだけど、“いやー、無理だと思うよ~”って」

恐ろしいほど無神経な発言ですね。

彼女はときどきおかしなことをいいだすので、前から変な人だと思っていましたが、やっぱりやらかしました。

彼女は愛犬家とのふれこみだったのですが、要するに犬と猫以外のペットなんかどうでもいいんでしょう。

そうでなければ、必死で、藁にもすがる思いで、逃げた鳥を探す飼い主を笑いものにすることなんかできない。

MCの森田哲矢氏(さらば青春の光)も同じです。

真鍋氏をたしなめるどころか「鳥はさ、確かにね」と一緒に大笑いしたわけですから。

まあ番組自体がネコと犬にしか興味がないのでしょう。

他のペットなんて知ったことではない。

それは番組の方針ですから別にいいですが、それなら他のペットに口出ししなければいい。

わざわざ“迷い鳥”を探すチラシを引っ張りだしてきて笑いものにすることはないでしょう。

その上、番組側は公式Twitterアカウントで「今回は感動スペシャル!!心温まるストーリーから人とペットのありかたを考えるドキュメントまで盛りだくさんです」と宣伝していたそうです。

一体何に感動するんですか。

心温まるどころか心は冷えるばかり。

テレビは感動が大好きですから、今回も安っぽい感動を押しつけようとしていたのでしょうが、内容もろくに確認しなかったのかな。

まあこの番組に限らず、例の24時間テレ○を始めとするいわゆる感動ポルノがテレビには溢れていますが、実際には視聴率が欲しいだけで、出演する障害者(24時間テレ○の場合)や上記の番組では犬や猫のことなんかまったく考えてないんです。

たとえばよくある保護猫と里親の話なんかも編集して無理やり感動話にでっち上げていることはよく知られているところです。

最近こういった形でテレビ局やテレビ番組のいい加減さが明るみに出ることがよくありますが、これは終焉を告げる一種のサインなのでしょう。

ついでに書いておくと、今回の問題について、真鍋氏も森田氏も局も謝罪していません。

ただ、TVerでの見逃し配信が停止されたとのことです。

いいんじゃないですか、心のこもっていない謝罪なんかしてもらっても誰も喜びませんから。

そのまま沈んでいけばいい。

では


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