SNSやマッチングアプリでの出会いにご用心

記事
占い
ネットニュースによれば、マッチングアプリで出会った女性に誘われて「ぼったくり」に遭うケースが相次いでいるとのことです。

たとえば、ある30代の男性は、2時間のデートで26万7800円請求されています。

彼は、マッチングアプリで知り合った女性と最初はLINEでやり取りし、一緒に食事をしようと誘われました。

そして、初回はファミリーレストランでしたが、次は個室で会おうといわれます。

ただ、行き先の店については「ホームページに載っていないから教えられないんだ。ごめんね。当日のお楽しみだから」と濁されます。

男性もマッチングアプリを利用しているくらいですから、下心がないはずがなく、当然乗りました。

そして、彼はある飲食店に連れて行かれ、女性は誕生日だからとシャンパンを注文。

2時間後、男性は「26万7800円」を請求されたというわけです。

この店は「個室のキャビア専門店」だそうで、社長および関係者5人が、無許可で「接待営業」をした風営法違反の疑いで逮捕されています。

被害者の男性を誘い出したのはある夜の店でホステスとして働く女性らしいのですが、その後、この男性に別のマッチングアプリで同じ女性から「はじめまして」と連絡がきたとのことです。

この女性はマッチングアプリで常習的にこういう獲物をつり上げていたんでしょうね。

そういえば、「デジタル美人局」と呼ばれる犯罪もあります。

簡単に説明すると、男性が女性を装って出会い系アプリに登録し、接触してきた男性に電子マネーを要求するという手口です。

犯人は、まず上手に女性になりすますために、数人の女性のプロフを作ります。

そして、近隣国(特に台湾)のSNS上から女子高生の写真を勝手に持ってきます。

なんでも下着だったり半裸の写真を上げていたりしてるものがあるのだそうです。

そして、なりすましで出会い系サイトやSNS上にアカウントを開設します。

このアカウントには複数の男性からメッセージが届き、「いいね」されます。

そして、最初は比較的大人しい会話を交わし、徐々にセクシーな写メを交換しないかと匂わせるんですね。

こちらから比較的露出の多い写真を拾ってきて相手に送ると、男も半裸の写真や動画、また性器が写ったものを送ってくるというわけです。

こうなればもう相手の弱みを握ったも同然。

さらに過激な写メ、動画が欲しいなら、iTuneカードやアマゾンギフトカードなど、電子マネーのコードを送れと切り出すんです。

普通なら、男性は会ったこともない女性からの要求に警戒すると思うでしょうが、「エロ写メ」の交換までし男性の多くは、金額の多寡はあるものの、ほとんどが支払いに応じるとのことです。

相手が拒否したり、怒りだせば、女性の彼氏や親のフリをして、訴えるなどとメッセージを送りつけます。

なんでも男子高校生が集団でこの「デジタル美人局」に手を染めたという話まであります。

最初に書いたぼったくりやデジタル美人局といった犯罪はいろいろと形を変えてはいますが昔からあります。

いってみれば、男性のスケベ心につけ込んだ犯罪ですから、いつまでたってもなくならないのでしょう。

私なんかはもう歳なのでひっかかる可能性はないでしょうが(こういう自分だけは安心だと思っている奴が一番危ない)、現役の方は気をつけてくださいね。

ネットで知り合った人間にはより注意が必要だということを忘れないように。

では。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す