【スキル】消化器外科ナースに必要な「知識」と「技術」お伝えします!

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こんにちは、ドレミナースです。

#消化器外科病棟ではどんな知識や技術が必要?身につくの?

このような疑問がある方に向けて、この記事では消化器外科病棟におけるケアで必要な知識、技術について書いていきたいと思います。


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患者さんの特徴

消化器外科病棟では主に消化器官の癌に対する手術を受ける患者さんに対してケアを行っていきます。手術前のフィジカル・メンタルケアから退院後に向けて生活指導も行います。

また、高齢な患者さんが多く基礎疾患のある患者さんも多くいるため、幅広い視点でのケアも求められます。


①周術期管理

消化器外科の周術期管理の知識・技術が身につきます。

★全身管理(バイタルサインの観察し合併症の早期発見)                   →手術日数に応じた観察視点

決まった時間で細かく全身状態を観察します。尿量が特に循環器系の評価に重要になってきます。
イレウスになりやすいため、疼痛管理して早期離床が大切です。
膵臓の手術後は血糖値管理が必要になることもあります。
食道の術後は合併症リスクが高く、ネーザルハイフローの機械や胸腔ドレーンもついており呼吸器管理がとても重要になります。


★ドレーン管理(ドレーンを挿入し減圧や性状観察していることが多い)                    →それぞれのドレーン留置の目的と観察・管理のポイント

直腸に近い手術ほど合併症のリスクは高く、特に食事再開後の排液に注意です。
大きな手術になるとドレーンが5本以上挿入されていることもあり、事故抜去しないように環境整備することも大切です。

★退院指導(食事・日常生活指導や創傷ケア指導など)                            →それぞれの術後の注意点(高齢者も多く、家族も含めたケアが重要)

消化器官の手術なので術後は食事に注意が必要になります。
特に胃、食道の術後は管理栄養士からの指導もあるぐらい重要になってきます。


それぞれの消化器官によってポイントは異なるので、最初は大変に感じるかもしれません。


②創傷ケア

手術創の創傷ケア褥瘡ケア、ストーマ増設患者さんのストーマセルフケア指導などがあります。

★器械や薬剤の知識
★創傷処置や指導のスキル

医師と行うなど時間指定のある処置はそれまでに他のことを終わらせないといけないので時間管理が大変でした。
先輩Nsと一緒に創傷ケア、指導することで気づきが多かったです。


③消化器外科の処置、検査

ドレーン抜去や留置、抜糸など病棟で出来る処置の医師の介助を行う機会が多くあります。
血液検査やレントゲン検査に加え、手術前の確認や手術後の観察のために内視鏡検査などの消化器官を観察・減圧する検査をする場合もあります。

★処置に必要な物品・介助方法
★各検査の知識(特に検査前後のポイント)

CT検査前は基本的に絶食となりますが、インスリン管理している患者さんなどは指示確認が必要なことも、、、

下部内視鏡検査前に便スケール5番まできれいにするのが大変です、、、
便スケール.jpg


④主な疾患の知識

高血圧や糖尿病などの既往がある患者さんは多く、術前後の管理に大きく影響してきます。
糖尿病がある患者さんはインスリン管理が、心臓の疾患などで抗血小板薬などを内服薬している患者さんはヘパリン置換で点滴に変更して管理する必要があります。


この辺は追々での勉強になってくると思います。


まとめ


覚えることも多く、バタバタと忙しい病棟で大変だと思います。最初は慣れないことばかりで自分にできるのだろうかと不安に感じると思います。私も日々きちんと看護できているのだろうかと思っていました。
しかし、振り返ると徐々に自分にできることが増えてきて、日々多重課題の連続ですがタイムスケジュールも上手く管理できるようになったと思います。

スキルアップには必ずつながると思います。


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