きのう何聴いた? 2022/3/11

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音声・音楽
全然きのうではないんですが、3/11は11回目の東日本大震災の日でした。

2001年、ボクは東京のビルの21階のオフィスにいたんですが、ものすごく揺れて只事ではないなと思ったら、東北地方で起きた地震がここまで大きく来たことを知ると同時に、津波の映像を見て自然の恐ろしい面を目の当たりにし、絶句していました。

この震災のことを唄った曲は、数多くあると思いますが、
bonobosの「三月のプリズム」を紹介したいと思います。

歌詞に方言を交えながら東北の風景とそこに住む人々を描写しているのですが、とても深みのある詩になっています。

 なきべっちょらにずっと降り注ぐのが良いことばかりであることを願い
 わたしたちは歌おう、悲しみにドッコイセェと土を盛り
 そして、千年の一瞬を狂った渚にまっさらなあかりがつくのを見よう

このような歌詞が、全然暗さがなく疾走感まで感じる曲で唄われています。
足立梨花出演のMVも素晴らしく、楽曲と合わせて短編映画のようになっています。

bonobosは、この後凄腕のミュージシャンを正メンバーに迎え、大きな変貌を遂げます。詩のクオリティと楽曲の複雑さを演奏力で聴かせてくれます。彼らのライブはとても楽しいのでオススメです。

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