ギャンブルジャンキー。

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 みなさんこんばんは。やっとこさこの日になったと実感する千冬です。4日なのに長かったな。

 今日は少し長い話になります。また、読んだことで胸くそ悪くなる可能性がありますので、ギャンブル関係に興味がない方はここで読むのをやめてください。

 私の本業は本当にきつくて、ブラックの中のブラックといってもおかしくない環境でした。ストレスも満載でしたので煙草、酒が唯一のストレス発散でした。

 お金に困ることはありませんでしたが、時間がありませんでした。休日に友人と遊ぶことも不可能でした。まあ休日といっても半日あるかないかでした。

 私は一人で遊べる何かを探していました。そこで友人からパチンコを教えてもらいました。最初にやったのはルパンでした。2時間くらいで3万負けて、「2度とやらない」と心に決めました。

 ところが悔しくて悔しくてたまりません。お金はまだありましたので、一人で夜にパチンコ屋へ行きました。ここでまた3万負け。たった3日くらいで6万の大負け。やっぱり悔しい。悔しくて悔しくて夜も寝られない状態になりました。

 仕事がすぐに忙しくなりまして、しばらくはパチンコどころではありません。ただたまに休みがあると行ってしまいました。もちろん負けます。パチンコって当然お店が儲かる仕組みになってますからね。

 やっかいなのはたまに勝つことです。しかも大勝します。その快楽に溺れて人間はだめになるのですよね。その頃はパチンコからパチスロになりました。同級生が勤めているパチンコ屋で「パチスロならいい台教えてやるよ」と言われたからです。

 パチスロはまだ1日に60万とか勝てる時代でした。まだ技術介入が必要なこともあり、私はそれにのめりこみました。友人の教えてくれる台であっても、勝てない時は勝てません。

 負けたり勝ったりの一喜一憂を繰り返し、何も学習しないまま年月は過ぎました。職場も変わり、ややホワイトな職場になってことや結婚したことである程度パチスロへ行く機会も減りました。

 長男が生まれたころ、私はすっかりパチスロをしなくなりました。二男が産まれてもうそれどころではありませんでした。しかし、その時期になったと同時に私はまたブラックな職場に戻っていました。

 休みがない、お金も小遣い制で限られている、家に帰ると子どもの夜泣きで眠れない。私はまたストレス満載になりました。酒や煙草の量も増え、家庭内でのいざこざも増え、私の居場所はなくなりつつありました。

 そんなとき仕事帰りに久しぶりにパチンコ屋に寄ってしまいました。神様のいたずらですかね、そんな時に限って勝ってしまうのでした。私は煙草や酒のたしになると思い、またパチンコ屋に通ってしまうようになりました。


 仕事のストレス+家庭でのストレス+パチンコでのストレスで私の心はどんどんおかしくなりました。すごくイライラするし、楽しくないし、負けるし…。

 パチンコをやらない人にとっては「なんて愚かな」と思うでしょう。今、私も冷静に「馬鹿だな」と思います。でもそこがギャンブルの闇なんです。仕事だけバリバリしてた自分もそう思うでしょう。


 まあそこからは皆様のご想像どおりです。私は幸い借金してまでやりたいと思わなかったから、家庭を壊すこともなかったですが、ギャンブルジャンキーはそんな人もいます。今、のめりこもうとしている人がいるなら、ぜひやめてほしいと思います。私が昔の私に出会えるなら、ぶん殴って全部の指や腕をへし折ってでもやめさせます。



 今日は私の暗い過去の一部を載せました。たまたまYouTubeでパチンコ依存症の方の動画を見ましたので、共有させていただきました。ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。次回からは通常の記事にしますので、またよろしくお願いします。



では~



                             千冬

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