ロゴデザインのご依頼前に知ってきたいこと #3 〜デザイナーとの接し方〜〜

記事
デザイン・イラスト
こんにちは、ロゴデザイン制作を中心に活動しているグラフィックデザイナーのshoです。
今回はデザイナーとの接し方についてです。

コミュニケーションの姿勢によっては出来上がったデザインの仕上がりの良さが変わると感じているので、この記事を書いてみました。
あくまで僕の場合であることをご了承ください。

プロのデザイナーでも間違える。(人間ですから・・・。)

特に個人事業主の方でデザイナーではない方がご依頼の場合など、人によっては遠慮をしてしまい、「デザインのことは、デザイナーが全て正しい」と思ってしまう人もいるようですが、意外とベテランのデザイナーでも持っている情報が古かったり、その現場のことだけ(その会社だけの常識、その分野だけの常識)だったりと、あまり正しくない場合があります。

また、デザイナー自身がいつも作っていると同じパターンにハマってしまう場合もあります。

(もちろんそうならないように気をつけているつもりですし、同じパターンが良い場合もあるので一概にはいえませんが・・・。)

そのため、より良いロゴを作るためにもお互いに言いたいことは言いあえる関係でありたいと考えています。

修正する時の考え方

あくまで一例ですが、

・「少し可愛く感じるから可愛さを減らしてもう少しカッコよくしたい」
 →丸い要素を少なくして、シャープな部分を増やしたデザインをご提案

・「この線をもう少し太くしたい」
 →実際に太くしてみて、ロゴの印象が必要以上に変わってしまっていないか確認し、ご提案

・「この色をこの色に変えて欲しい」
 →色を指定してもらった色に変更したものをご提案、余裕があれば他に良さそうな色もご提案

・「もう少しカッコよく、インパクトのあるフォントがいい」
 →少しシャープな部分を増やし、あまり見かけないデザインをご提案

など、修正のご要望をいただいた際はできる限り理論的に、ご納得いただけるような形で再度ご提案いたします。 
(なお、修正回数は少ない方がデザイナーの体力が温存できるので、良いデザインになりやすいです。修正の際はできる限りまとめてご要望を送ってもらった方が助かる場合が多いです。いくつか案をみたい場合は「このパターンとこのパターンを見てみたい」、などその時に一度に言ってもらえるとメッセージを書く時間なども節約できますので。)

もし修正・検証するプロセスがなければ、「ああすればよかった・・・」と後悔するポイントが増え、やり直したくなってしまいます。
もちろん時間や予算の許す限り、納品後でも変更は可能ですが。

修正の際の注意

スケジュールがギリギリのご依頼で、深夜作業を必要とするパターンがあるのですが、お互い判断力が鈍り、結局次の日以降になるケースが多いです。
修正した時点で良く見えても、時間が経つと「あれ?あんまり良くない・・・?」となることは度々あります。

深夜に書くラブレターと一緒です。朝になると何を書いていたんだと。
(何を言っているんだ自分は。)

なので時間は余裕をもってご依頼されることをオススメしています。
スピード対応も可能なときはありますが、追加費用をいただいております。
(一度身体を壊したせいか、スピード対応した後は身体がダウンしがちです・・・。)

最後に

長く使えるロゴを作るためにも、ぜひともお気兼ねなく、コミュニケーションをとれたらと思います。
もちろんお互い尊重し合える関係であることは前提です。(たま〜に上から目線の人がいますが、それをされたら気分は良くないですよね。自分も気をつけているつもりですが、なってしまっていたらゴメンなさい・・・。)

それではこの辺で。
この記事や僕が提供しているサービスについてご質問などあればお気軽にご連絡ください。
あなたのロゴ、作らせてください!

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す