#204 認知症にウコンが効果的？
記事コラム
認知症にウコンが効果的？
理由を徹底解説します！
高齢化が進む日本において、年々増加している認知症。
手軽に認知症を予防できるものがあれば嬉しいですよね。
実はウコンと認知症には関係があるのでは？と言われています。
今回は、認知症とウコンの関係について以下の点を中心にご紹介します。
①ウコンが認知症の治療薬になると言われている理由
②ウコンを多く含む食材
③ウコンの一日の摂取目安量
④認知症とウコンの関係まとめ
ウコンに対する知識を付けて、認知症予防の対策をする際にもご参考にしていただけると幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
①ウコンが認知症の治療薬になる？
ここでは、なぜウコンが認知症の治療薬の成分として期待されているのか、詳しく解説していきます。
ウコンは別名ターメリックとも言われているスパイスで、クルクミンという成分が含まれています。
クルクミンは認知症の原因となる脳内のタンパク質アミロイドβの生成を防ぎ、分解してくれます。
そのため、ウコンが認知症の治療薬になるのではないかと期待されています。
②ウコンの一日の摂取目安量
ウコンが認知症予防の効果が期待できることを解説しました。
しかし、ウコンにも一日の摂取目安量があります。
ここでは、どのような食材をどの程度食べればいいかという目安を記載していきます。
ウコンの色素成分であるクルクミンは、食品安全委員会によって一日許容摂取量を体重1kg当たり3mgと設定されています。
たとえば体重50kgの方で150mgの摂取量が目安です。
魚や鶏肉などの料理にウコンを振りかける程度だとあまり身体には影響が無いため、適量をサプリメントで摂取することが良いとされています。
サプリメント以外だと、粉上のウコン小さじ一杯程度をラテやスープにして飲むこともおすすめです。
ウコン製品の中には、必要以上の鉄分を含むものもあります。
鉄分の過剰摂取は肝障害を引き起こすこともあるため、鉄分の含有量にも注意が必要です。
その他、高用量、長期間の摂取は避け、疾患がある場合や倦怠感を抱いた場合などは医師に相談するようにしましょう。
③インドの方にアルツハイマー病が少ない？
ンドの方にはアルツハイマー病が少ないとされています。
先ほど解説したように、ウコンには認知症の予防が期待されているクルクミンが含まれています。
インドの方が日常的に食べるカレーには、ウコンをスパイスとして使用しているため、普段から認知症の予防を行なっていると言えます。
しかし、カレーが認知症の予防に効果的かどうかの、研究室での試験管内での実験、動物実験、そして疫学調査の論文がそれぞれあります。
インドは平均寿命が短いからという反論もあったそうですが、調査によるとカレーをよく食べる方は認知症のリスクが少ないという結果が出たそうです。
④認知症とウコンの関係まとめ
ここまで認知症とウコンの関係についてお伝えしました。
要点を以下にまとめます。
・ウコンが認知症の治療薬になるとされているのは、ウコンに含まれるクルクミンという成分がアミロイドβの生成を防ぎ、分解するから
・ウコンの一日の摂取目安量は体重1kg当たり3mg
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
神戸大学から発表されています。
私は毎日これ飲んでいます。
