善悪、〇か×かだけではない

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社会の問題が解決しない原因は…


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私達が暮らす実社会やSNS上でこんなにも人々が対立し、
相手を貶めることだけが目的化していて、
一向に問題解決に向かわない、

その原因の一つとして
【考え方に根本的なプログラムミスがある】
と考えられます。

…誰がプログラミングしたのか?

それは教育を紐解いていけば明確です。




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善悪二元論…○×方式の考え方

アメリカで1931年に行われた電気装置で
電気回路を用いて鉛筆でつけたマークの検出をする実験が、
マークシートの原点です。

1934年に実験は成功し、企業は自動採点装置の開発に取り掛かりました。

1937年には、IBMから初めての自動採点機が発売しています。
数々の実験と開発をくり返して機能を向上させ、
現在も使用されているOMRによる採点装置が開発・販売されたのは
1962年です。


もともとはアメリカで就職試験を行う際に、
効率的に採点が行われるように作ったシステムが
○×方式のテストであり、
マークシート式だったそうです。


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〇か×か。
対立する2つの要素のうち、どちらかを選ぶという方式は、
ビジネスにおいて非常に効率を上げるものと言われています。


しかし、
【予め正解が用意されていて、そこから選ぶだけ】
のやり方に慣れ過ぎてしまった私達は、
『自分で答えを導き出す』
ことが余りに下手になったのではないでしょうか。


SNSだけにとどまらず、
日常の場面でも『あれが正しい、それは間違っている』
といった言い争いは絶えません。

同じ意見や考えを持つ同士であっても、
ちょっとした意見の違いで相手を貶めたり、
過剰に悪く言うことで、言われた側が傷付いてしまう。
…そういった場面が数多くあります。



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なるほど、この人はこういう考え方なのか…
と気にせずに受け入れる、
あるいは、ただ放って置くことが、
人はなかなか出来ないですね。

どちらかが正義でどちらかが悪である。

そんな風に〇か×か、で考えてしまうからこそ、
不要な対立を起こしてしまうのではないでしょうか。


力を合わせれば、問題は解決へと動き出すのに、
こんなにも進展が妨げられているのです。
教育のせいもあるかも知れませんが、
これは人が持って生まれた性なのでしょうか?


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もっと心の余裕度を上げて、
【違いを受け入れて楽しむ】
ことが出来たら、
それが多くの人に広まったら、
日本は、世界は内側から大きく変わるでしょう。

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