1人しくじり先生。洗脳された私、、、黒い体験談③

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コラム
前回の続きです。

交際から1年が過ぎ、もう限界を越えた私は大晦日にケリをつけるため、電話しました。
そこで言われた言葉が「実は妊娠したの。」

頭真っ白。

そんな事ある??大晦日なのに?
当然、避妊はしてたけど、まあ可能性が0ではないよな。。
大体、こんな嘘つくか??
これで嘘だったら、流石に酷すぎるでしょう!
そこまでの人ではない筈。

交際延長決定です。笑

産婦人科に付き添った際、彼女はエコー写真を取り出し、「この小さいのがそうだよ。」と指で示した。・・・よくわからない。けど、そうなのか。
2人の話し合いの結果、中絶という形で合意し、彼女の言うがままに
代金11万円を支払いました。

親に相談したところ、「産婦人科でのレシートを見せてもらいな。」と言われ
彼女に伝えると「捨てた」の一点張り。


これまでに10回以上別れを告げて尚、逃れることができない。
地元のスーパーマーケット前でゴールデンタイムに泣きじゃくる彼女は何かに取り憑かれているのではないかと、神社にお祓いに連れて行った事もあります。

すると、その後の彼女は憑き物が取れたように落ち着きを取り戻し・・・
なんて事あるかぁぁ!!笑

お祓いに連れて行った自分が恥ずかしい限りです。
これ以降、私は占いやお祓いは好きじゃありません。

それからの私は彼女から
「もう子供を産めない体になってしまった。どう責任を取るの?ずっと私と付き合ってもらうから。」と言われました。
責任感が強いというか、馬鹿な私は完全に従うのみでした。

さて。
更に1年が過ぎ、気づけば付き合い始めて2年が経過しました。
1年上の先輩彼女は卒業です。
彼女は突然、「軽音部サークルの卒業イベントを最後に別れても良い」と切り出しました。疑いの念を抱いていた私でしたが、なんとあっさりイベント後に別れることができたのです。

あっけない展開でしたが、ようやっと胸を撫で下ろしました。
彼女の卒業後、大学4年生になった私は徐々に彼女のいない生活に慣れ始め、平穏な日常を取り戻す事ができました。
一方で、女性との交際恐怖に陥り、ある出来事が起きるまでは彼女を作ることを避けて生活していました。

その出来事は仲良くなったゼミの女子クラスメイト2人が、
この真っ黒な私の交際歴の相談に乗ってくれた事でした。

国家試験の勉強をしていた私達でしたが、ふと話を聞いて欲しいと思った私はなんとなくその2人に相談したのです。
一連の話を聞いた2人は、
「妊娠したっていうの、それ絶対嘘だよ!どう考えてもありえない。ただ引き止めたくて言っただけだよ。」と口を揃えて言いました。

私も冷静に考えればそうだと思っていたのですが、本当だった場合が怖くて、真実から目を逸らせてきました。
しかし、別れて1年が経ったこの頃には、ボロボロだった心もある程度回復し、遂に確認を取る決心をしました!!

消去した連絡先を知り合いづてに入手し、電話をかけました。
そして問いただした私に、ついに白状しました。

妊娠は嘘だったこと
エコーの写真も嘘だったこと
ただ自分から離れてほしくなくて嘘をついてしまった
そのうち本当の事を言うつもりだった
申し訳ない事をしたと思っている 
お金もいつか返そうと思っていた
別れられたのは、別れるちょっと前に新しい彼氏ができた(同じくサークルで仲の良かった先輩)から

ちなみに、私の前の彼氏だった人との妊娠話も嘘だったとのこと。
その元彼から確認できました。
(告白した際、いきなり強烈な嘘ついとるやん!!笑)

私はこんな嘘を付く人が身近に存在したことに、非常に残念な気持ちになりましたが、謝罪とともにお金は返金され、この1件に終始譜が打たれました。

story編はここまでです。
読んでいただいた方、ありがとうございます!
次回、まとめという形で、「なぜ私が洗脳されてしまったのか」を振り返り、本テーマを終了したいと思います。
よろしくお願い致します(^^)

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