お金の不安から解放されるには? 【後編】

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コラム
前回の続きです。

人はなぜ、お金に関しては際限なく欲しがってしまうのでしょうか?

その根源は【不安】にあります。
手元にお金がないと不安、貯金がないと不安、給料が下がらないか不安…
様々あるでしょう。

この不安という感情は元を辿ると飢餓の不安と考えられています。
ヒトという動物もかつては、飢餓の恐怖に怯えつつ日々を懸命に生き抜いてきました。明日を生きられるという保証はなく、飢餓=死への不安を抱えていたわけです。

しかし、現代社会ではスーパーマーケットに行けば食糧が手に入り、飢餓に苦しむ必要は無くなりました。
それでも生存本能から、飢餓への不安感情は遺伝子レベルで残っており、その不安がお金に取って代わってしまったという説があります。

これらを踏まえて、我々はお金とどう向き合えば良いでしょうか?
私は自分が本当に欲しいものを見極める事にあると捉えています。
要するに周りの宣伝に踊らされないという事です。

世の中には、あなたにお金を使わせようとする仕掛けが溢れています。
テレビCMで流れる、綺麗な部屋で大きなテレビを優雅にみる女性の姿を観ると、なんだか自分のテレビが小さくて物足りないように感じ、「そろそろテレビを買い替えようかな〜」なんて思う事はありませんか?
他にも、使い切れない程の機能がついた電子レンジ、つい安いからと多く買ってしまう100均の商品といったものも、本当に他者に左右されずに自分の意思で買ったのかは疑問が残ります。

更に、年収が上がればUNIQLOで買っていた服がブランドの服に変わり、車が軽自動車から大型のかっこいい車に変わるなど、生活水準を上げ始めると歯止めが効かなくなります。
いくら稼いでも、世の中のお金を使わせるシステムがあなたを支配し、お金の充足感が生まれる日は訪れないでしょう。

従って、要らないものは要らないと拒否できる信念が必要かと思います。
取り入れる情報も多ければ良いという訳ではなく、テレビをつけっぱなしにしないといった、一定の情報を遮断する意識も重要と私は考えます。

かくいう私も、お金に囚われている1人である事を白状しましょう!笑
今後かかるであろう教育費や家のローン、医療費、老後の資金等、やはりお金の心配は尽きないものですよね〜

それを改善すべく、私は世の中に価値を提供した上で、自分で0からお金を作り出す能力を養おうと日々学んでいます。
会社員としての自分が、いざ身体を故障した、給料が下がった、クビになったとなり、自分の置かれた境遇を恨みながら酒に浸るような人間にはなりたくありません。
たとえ働き先がなくなっても、自分でまた稼げば良いと思える自信と実力があれば、将来の不安(お金)に囚われる事も減っていくと信じています!


というわけで以上です。
長文にお付き合い頂き、ありがとうございました!
お金が原因で人間関係や自分の心が壊れる事のないように、
お互いに上手く付き合っていきましょう(^^)
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