私が離婚して気づいたこと 〜まさかの黒幕に気づく〜

記事
コラム
こんにちは!
あつこです。

前回は私の
恋愛や結婚のお話を
しました。

今回はその続きで
私の離婚後のお話です。 

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〜目次〜

①私の恋愛・結婚のおはなし
〜パートナーシップ失敗話~
 (前回)


②離婚して気づいたこと
〜まさかの黒幕に気づく〜
(今回)

③人生大逆転のきっかけ
(次回予定)

④成幸してからの世界

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夫と別れることになり
実家に戻った私は

後日夫とともに
離婚届を出しに行きました。



そしてその帰り道
私は『元』夫へ
最後にひとつ
質問をしました。


「私
どうしたらよかったと思う?」



今思うと
とてもあいまいで、
答えにくい質問だったと
思います。

それでも彼は
あまり間を置かずに
答えました。



「もう少し家事とか手を抜いて、
もっとやりたいことや好きなことを
して欲しかった。」




え…?



私はことばを失ったまま
彼と別れ
家に帰りました。

そして
何日かしてから
ハッとしたのです。




私の目のまえには

自分のやりたいことや
好きなことを犠牲にして

家族のためにと
手を抜かないで

家事をきちんとこなす、

がいました。 




『そうだ、
私はこの母を見て
育ったんだ。』



私の頭にある
妻のあるべき姿は
ほとんど母の姿です。

そして母自身も
このあり方しか
知らないでしょう。




いま思えば
私の両親は仮面夫婦でした。 

表向き仲よさそうですが、
実際の関係は冷めています。 

それを見て育った私が
無意識にも親のようになるのは、
ごくごく自然なこと。 



なんでこんな簡単なことに
気づかなかったんだろう?

まさかこんな身近に
私のパートナーシップへ
つよい影響を与える
『黒幕』がいたなんて…。 





私の父は
放任主義の
平和主義。

家族に口出ししない代わりに
家にほとんどいません。 



対する母は
まじめで
過保護で
心配性。 

人にぴったり寄り添い
相手が失敗しないよう
先へ先へと
口も手も出します。 



そんな2人だから、
私の価値観や常識の
ほとんどは、

いつもそばにいた
母からのものです。 

もちろん
何もわからない幼いころは
母にしっかり守られて
ありがたかった。 

けれど思春期以降は
ただただ息苦しいだけ。




それに加えて
母から父への不平不満を
聞かされ続け、

実家で暮らすのは
苦痛以外のなにものでも
ありませんでした。 

(他人への不平不満ならともかく、
家族から家族のを聞くのは
心のダメージが半端ありませんね。)




そんな親と暮らして
20数年経ったある日、 

当時正社員だった私は

「一人暮らししてみようかな。」

となんとなく母に
言ったことがあります。

すると母は

「そんなお金もったいないから、
結婚のために取っときなさい。」

と言いました。 



そのとき私は・・・




母のたったその一言で
アッサリとあきらめたのです。

『母の考えに逆らっても
いつも大荒れの天気みたいに
なるだけで、 

結局いつも
私の思うとおりにはならない。』 

母へ抗う気力すら
すでにありませんでした。





そのせいでしょうか。

元夫と付き合いはじめて
結婚の話が出たときに
私はすぐ飛びつきました。 



その当時の私は
彼に惹かれているんだと
思い込んでいましたが…

いま振り返ると
違うよね、と思います。




私がほんとうに
惹かれていたのは
元夫ではなく、

『元夫の自由さ』
『母からの自由』

… つまり

"私が自由になれる世界"
だったのだと思います。



いまの私も
より自由な世界を
求めていますから。



そういえば元夫から
よく聞かれたものです。

「俺のこと好き?」

と。 



当時の私は
『何でそんなこと聞くの?
言わなくてもわかるでしょ。』
モヤッとしていましたが…

彼は私から
彼への好意を
感じられなかったのかも
しれません。



そのうえ
結婚してからの私は
(無意識にも)
母のようになろうと必死で、

しあわせそうには
見えなかったかも
しれません。



だから彼は

自分を好きと言ってくれて

自分のそばで
しあわせそうにする女性に

つい引き寄せられたのかも
しれません。



ほんとうのことはもう
わかりませんが…



これも私に必要な経験だったと
今は思います。 



そして私は
そんな自由な彼と
一緒になれたおかげで

はじめて
母から自由になり、



彼の自由さに触れることで 

『そうしていいんだ!
それってアリなんだ!』と 

私の視野や世界、
可能性がグーンと
広がったのです。



彼はたしかに
運命の人でした。

当時の私にとって。





『これからは
私のやりたいことや好きなこと…
私の気持ちを大切にしよう。

私がガマンしても
妥協しても、

けっきょく私だけでなく
他の人までも巻き添えにして
苦しめてしまうだけ。

私や母のように…。』 




こうして私は、 

自分を犠牲にしてまで
人のために生きる人生
他愛】から
自分を大切にすることで
人の支えるパワーに変える人生
自愛】へと

シフトチェンジしたのです。 



それは
心が満たされ
愛される人生の
始まりでした。




ということで
次回は私の人生が逆転し始めた

『③私が変わったきっかけ
〜2人目の運命の人〜』

をお届けします。

お楽しみに♪





ここまでお読みいただき
ありがとうございました✨

あつこ
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