収納用品の選び方②理想と現実の違い

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こんにちは。

収納用品の選び方、前回は「安易に買わない方がいいよ」というお話でした。

片づけの第一歩として、収納用品を買ってしまいがちなのですが、
実は収納用品購入から始めない方がいい方がほとんどです。
(といいつつ、人によっては、収納用品をそろえるところからスタートしたほうがいい方もいます。
そういった方は、直接お話を聞いたうえで判断しています。)


今回は、どうやって「自分に合った収納用品」を見つけるの?というお話です。


突然ですが!イメージしてみましょう。

恋人がほしいあなた。すごく恋人がほしい、でも好きな人もいない。

とはいえ、誰彼構わず声をかけたりしませんよね。

誰でもいいわけではありません。

やさしくて、誠実で…と性格など内面の理想もあれば、
身長は〇cmくらいで、髪型はこんな感じ…という外面の理想。
学歴や勤め先、年収や価値観、食の好みに趣味や行動の相性…
それこそいろんな「〇〇だったらいいな~」を思い描きませんか?

「安いから100円ショップでいいか~」
「〇〇さんが素敵だって言ってたから~」

なんて理由で選ぶ、収納用品とは大違いです(そりゃそうだけどww)

そこまでいかなくても、一度恋人の条件を考えるくらいの熱量でもって
自分に合った収納用品を考えてみると、
後々の生活の質が爆上がりするのではないかと思います。


ココでのポイントは、
絶対に実在しないような高~い理想の恋人(収納用品)ではなく
身の丈に合った、自分と相性のいい恋人(収納用品)と考えること。

ズボラで片づけが苦手な私。
ついついチョイ置きして、収納用品をうまく使いこなせない私。
脱いだものを置きっぱなしにしてしまう私。
もったいなくて捨てられない私。

に、合う恋人(収納用品)ですよ!!


さあ、こうなると、まずは自分のことを知る必要があります。

自分はこれまで収納用品とどんな付き合い方をしてきたでしょう?
うまくつかいこなせた「相性のいい収納用品」はどんなものでしたか?
逆に、気に入って買ったはずなのになぜかうまく片づけられなかったものはありませんか?
それらにはどんな違いがありましたか?

と言われても…?という方も多いでしょう。


考えるきっかけとして、私自身のお話をしましょう。
他人との共通点、相違点、ギャップや疑問などを感じることで、
より自分を深く知ることができると思います。

ポイントは
「私は~が苦手です/得意です」「私は~が好きです/嫌いです」
「~ならうまく片づけられます」「~を使ってこんな失敗をしました」
苦手、得意、好き、嫌い、過去の経験をもとに考えることです。


では・・・・・・・・
私は「引き出し」が苦手です。
下部の引き出しを出し入れするのが面倒であること。
すべて引き出せるならまだしも、構造上途中までしか引き出せない=見渡せないものも苦手です。
ものをしまうときのアクションとして、引き出す→入れる→戻すという動作も面倒だと感じます。

私は「見渡せる収納」が好きです。
一覧性のある収納は管理がしやすく、ものを見つけることが容易です。

収納用品は、不透明でもラベリングがちゃんとしてあると中身がわかります。
しかし、一瞬で在庫を判断したいものついては、半透明や透明の収納用品を使った方が視認性が増して、管理がしやすくなります。

大きな箱にざっくり入れる収納よりも、小分けにしてある方が探しやすく戻しやすいです。
また、戻す場所にラベリングしてあることで迷うことなく戻せてストレスフリーです。

カラフルなものも苦手ですが、文字情報の多いパッケージがむき出しになっているものが特に苦手です。とてもストレスを感じます。文字情報が得意なゆえに、無意識に文字を読んでしまって疲れます。


さて、これらをまとめていくと、自分に合った収納用品の姿が見えてきませんか?
・一覧性
・小分け収納
・モノによって透明度は変わる(在庫管理したいものは透明、文字情報が多いものは不透明)
・カラフルが苦手=使うカラーは絞る
・ラベリングしやすいもの(シールが貼りやすい素材)
・引き出しは苦手
これだけでも、だいぶ絞れてきましたね。

このように、まず自分の行動のクセ、収納用品との付き合い方を考えてみてから、
身の丈に合った自分と相性のよさそうな収納用品の条件を考えると
比較的失敗なく「自分に合った収納用品」と出会えます。

あなたも「自分と収納用品の関係」掘り下げていってみませんか?

次回は、おまけとして様々なタイプの方の「自分と収納用品」をお送ります。
あなたにぴったりくるタイプの方もいるかも?

それでは、片づけで楽しい暮らしを。

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