“1から10までできること”を、1つひとつ増やしていく

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ビジネス・マーケティング
メンバーから、「キャリアってどう考えればよいのですか?」と質問されて明確に答えられるリーダーは少ないように思います。

僕は、キャリアを次のように考えています。特に、これからの時代で通用するキャリアはこうだろうと思います。


キャリアとは、本人が「これは1から10まで自分でできます。任せてください」と言える仕事(仕事とは、他人や他社がお金を払ってくれること)ではないでしょうか。

こう言うと難しく聞こえるかもしれませんが、例えば、新入社員であれば、“電話の取次ぎ”。(←これからなくなっていく仕事ですが)
電話を受けて、「こういう電話が掛かってきましたがどうすればいいですか?」と誰かの力を借りることなく、担当者に手際よく的確に取り次げる、且つ、電話を掛けてきた人にも取り次いだ人にも好印象。

そして、本人が、 「これは1から10まで自分でできます。任せてください」と言っている。

いかがでしょうか。(ここでは最低賃金のことを除外しますが)その仕事にいくらか(たとえ百円でも)お金を払う他人や他社はいるのではないでしょうか?

1から10までできることがポイントで、そうでなければ任せたいと思えません。

難しい仕事であれば自分だけで1から10まで行う必要はありません。一部を自分が信頼できる人に頼めばよいのです。いつでも頼め、お客様に喜ばれる仕事をしてくれる、そういう人脈を社外に持っていることも含めて“1から10までできること”なのです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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