初恋の人を30年間忘れられない理由③(注意:リアルにスピリチュアル)

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私は40歳の時に結婚と出産をしている。
今はママチャリで激走の、ワーキングマザーだ。

家族とは平和な毎日を過ごしている。
しかし、過去ブログでも述べたように、私の人生はとても波乱万丈であり
サイケデリックである。

信じられない話だが、
私にはツインレイがいる。

あの人と出会ったのは、30年前の1月10日の雪が積もった時期だった。
その日の夜、夢の中で誰かが「明日特別な存在に出会うことになる」と言った。






渋谷並みに混雑している人ごみの中、あの人とすれ違った。
全く知らない人だ。
ただすれ違った通行人だ

だがしかしすれ違っただけで一目ぼれした。
でも私の心の中では、何か一人の人生を始めて終えたようなスローモーション映像だった。不思議。あの光景はどうしても忘れることができない。

その日は友人と初めて行くライブ会場で、待ち合わせをしていたのだけれど、そこに着くとなんと、さっきすれ違ったスローモーションのあの人がいた。
しかも、友人の同級生だからと友人に紹介された。

ライブが終わってその数時間後、「一目ぼれしたので付き合ってください」とあの人は初対面の私に、昔から知っている人のように言った。

そして二日後、「ノリで言ったと思われたくないので、もう一度言いますが、一目ぼれしたので付き合ってください」と2回私に告白をした。
その瞬間に、綿粉雪が降ってきた。
粉雪と共に、尋常じゃない奇跡を受け取った。
その一方で現実には、
私は照れ隠しに、目を見て思い切り笑った。


彼の人生は、私とは種類が違えど、かなり壮絶だった。

親はアル中、父も母も働かず、なぜか両親が同じ相手と離婚と結婚を繰り返していた。
弟は発達障碍児だった。
家は20,000円ほどのとても家族で済むとは思えないアパートに、一間に家族4人で寝て暮らしていた。

あの人は小学校3年生から一家の大黒柱だった。
朝は5時、夜は4時に、新聞配達をして、自分の文房具や靴下まで買って生計を立てていた。

必死に働いたことと、家庭環境の悪さに、早く自立したいという気持ちで日々を過ごしてきたと、あの日私に教えてくれた。
「生きてて良かった」と、私に言った。
「生きてて良かった」と、私は言った。

私たちは、もう片割れの魂に出会った。
何度も死のうとしたけれど、この人に会うために生まれたきたというありきたりな言葉しかみつからなかった。


この記事を見ているあなたにも、奇跡の出会いが、あったかもしれないし、これからあるのかもしれない。


この話はまだまだ続く。
そして時々時空が飛ぶけれど
これはすべて私の人生の記録。










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