1901年 報知新聞が「二十世紀の予言」なるものを掲載した。
二十数項目の中には実現したもの、実現しなかったものがある。
その実現しなかったものが、実現するかもしれない。
それは「天災を1カ月前に予測し、大砲を撃って暴風を防ぐ」である。
横浜国立大学に日本初の台風専門の研究機関
“台風科学技術研究センター”が設置されたのだ。
台風の雲を雲ごと大砲でなくしてしまうとは少し物騒な気もするが、
強さを増す台風の風や強い雨を思うと、それが実現してくれたらと思う。
その半面で思うこともある。
弊害に感じる避けたい事を避ける。
その避けたい事を増やしていくことの弊害についてである。
誰しも嫌な思いはしたくないものである。
しかし、生きていく上で痛みや辛さを経験することも必要のように感じる。
今の時代は特に様々なことが表裏一体となっている。
教育と体罰 助言とパワハラ などなど
言葉は難しいが、地球が人類に与える試練について必要なものは経験として受け入れざるをえないのではないだろうか。
人生においても、必要となる痛みはあるのではないだろうか。
そんなことを思う。
※3年10月16日中日新聞 中日春秋の記事を参考にさせて頂きました。