一石三鳥 プラスα(ダイエット・集中力・お金)

記事
コラム
一石二鳥ではなく三鳥と書かせていただきましたが、結論から申し上げると、食生活のメインを「ナッツ」にしたことです。

ではその「三鳥」についてまずお話させていただきます。

一鳥(ダイエット)
昨年の9月頃には74kgあった体重が今は62kgになりました。
身長は174cmのため肥満体型ではありませんでしたが、BMI値も体脂肪率も良化しています。
BMI値:24.4→20.5
体脂肪率:約17%→10.2%

ベルト穴は2つ以上縮まり、最近ベルトを少し切り詰めました。
購入した当初からキツめだった細身のパンツは丁度いいサイズに。
10年くらい前に着ていたお気に入りのスーツもジャストサイズで着ることができています。

ちなみに今私は42歳ですが、「もう歳だから体型とかはもう仕方ないかな?」と少し諦めていましたが、実際に細身になり服を着る楽しみを思い出したり、お風呂前にお腹周りを見て「ニヤ」っとしたりしています。

二鳥(集中力)
ランチをがっつり食べたあとの仕事は胃に血が集中するせいか、単に午前中の仕事の疲れが出てるせいか、午後の仕事ほど集中できない時間帯はないと思ってました。最悪なのが午後からの会議。プロジェクターで資料見ながらだと部屋を暗くするし、他の人の発表がお経のように聞こえてきて眠い眠い

何だか身体もだるくて、頭もボーッとする。

会議中もそうですが、午後に報告書の作成など文章作成は効率が悪くて仕方ありませんでした。1センテンスで30分くらい使ってんじゃないかと。。。


しかし食生活を「ナッツ」に変えてからは、あまり眠気に襲われることはなくなり、高い集中力を保つことができました。

これは人によると思いますが、私の場合「血糖値スパイク」による影響が強かったのだと確信しております。

「血糖値スパイク」とは吸収の良い糖(白米・精製された小麦・精製された砂糖など)を食すと、急激に血糖値が上がり、この上がった血糖値を下げるためにインシュリンが大量放出され、結果的に血糖値が急降下してしまうこと。この血糖値急降下が眠気やだるさを引き起こすようです。
ちなみにこれを繰り返すことでインシュリンが出にくくなり糖尿病になったり、糖が脂肪になることで肥満に繋がるとか。

三鳥(お金)
食生活についてですが、いままでは朝食は大体食パンを1枚とコーヒー、昼食は弁当を持参するか外食、残業するときや出張の帰りは菓子パンやお菓子と飲み物。そして疲労度が高いときは栄養ドリンクを飲んでました。テレワークが始まる前は21時過ぎに帰宅してほぼ毎日晩酌。缶ビール(発泡酒)を1〜2本といったところでしょうか?場合によってはスナック菓子を買ったりもしてました。

ナッツ生活を始めてからは、朝食と昼食がナッツメイン。間食もナッツにしました。晩酌のつまみもナッツ。ついでに晩酌も毎日→半分に減らしました。

浮いたお金で一番大きいのが昼食。何だかんだで1,000円近くしてしまう昼食。これを週に3日分削減できたと想定する。また地味にお金のかかっていた間食は300円くらいは使っていたと思うので、こちらも週3日削減。そして晩酌代は発泡酒を2本として300円を週2回削減と割とあまい計算をすると

(1000円✕3 + 300円✕3 + 300円✕2)✕4週間
→18,000円(1ヶ月)
→216,000円(1年)
これとは別に飲み会とか行っていたら、なかなかの金額である。

もちろんナッツ代は別にかかっているのですが、ネットでkg単位で購入しているので大体3,000円/月くらいです。

プラスαとしてこの浮いたお金を投資に回しました。始めたのはNISAとFX。軽い感じで始めたFXは成功と失敗を繰り返し20万円が一時30万円まで増えたのですが、ギャンブル性が高く、気になってしまうので個人的には続けていくのは難しいと感じました。



ここまでは3鳥の結果の部分のお話でしたが、実際に行った1石について詳しくお話していこうと思います。

ナッツ生活を始めた理由
「そもそも現代人は食べ過ぎである。昔は1日に3食も食べていなかった。」ということを知り、最初は衝撃的でした。
当たり前のように3食いただき、ついでにお腹が空いたと感じたら、何か食べる。頭が疲れたら糖分を補給する。空腹は身体に良くないと思っていたし、これが当たり前として生きてきて何も疑いもしませんでした。

(糖質について)
糖質制限ダイエットがにわかにブームになっていて、それすらも三大栄養素である糖質を抜くなんてありえない、なんて思ってました。

しかし、糖質については吸収の良い糖質が良くない。つまり精製された砂糖。お米や小麦粉も精製されたことで吸収がいいため、血糖値が上がりやすくなってしまう。そのため先の述べた血糖値スパイクになりやすいのだと思います。ただこの糖質は脳が喜んでしまうために、疲れたときに糖分を取ることで一時的に疲れが取れたり、やる気が出たりするようです。ある意味で麻薬みたいななものなのか。。。

ついでのこの精製された糖質は「the糖質」であり、糖質を分解するためにはビタミン・ミネラルが必要だとか。一緒にビタミン・ミネラルと取らないと体内のビタミン・ミネラルと使ってしまうのでプチ栄養失調になることもあるようです。だから玄米が良いんですね。

(内蔵について)
次に衝撃的だったのが、胃・小腸・大腸の働き。今までは大体6時間おきに食事をしていたため、勝手に身体の中での食事の分解とかは6時間くらいで終わって、消化が早いときは3〜4時間でお腹が「ぐ〜」となり知らせてくれる。だから間食をしていましたが、どうやら内蔵たちはもっとゆっくり長い時間をかけているようです。
胃・・・5時間程度
小腸・・6時間程度
大腸・・7時間程度

確かに胃の働きが5時間程度であれば、お腹は空くし「ぐ〜」というのはわかる気がします。しかし小腸・大腸についてはまだ働いているのに追加で仕事が入ってきて常に消化不良状態。
(まるで部下のことをよく知らずに、仕事を丸投げする上司みたいに。見積書・報告書・精算・・・常に消化不良で日々残業。。。)

食後によく呑酸のような酸っぱいのが上がってきて、いつも胃腸の具合も良くなかったので、私の内臓はいつも休まっていなかったんだと気が付かされ、少し内蔵を休ませることにしました。

内蔵を休ませる = 食べない

プチ断食(ファスティング)
簡単な話、食べなければ内臓が休むんだと知りました。そう断食(ファスティング)です。しかし何日も断食することはハードルが高いので、まずは昼食を抜くことから始めてみました。

私の場合はそこまで抵抗はなく、すんなり始めることができました。
というのも、仕事が忙しくて昼食も取れないことがたまにあったため、それをイメージして昼食を抜く。またそれがわかっているので朝食を多めに食べるなど工夫しました。
最初は週に2日程度から3日4日と増やしていきました。

しかし腹は空くもので「ぐー」となります。

(プチ断食中の秘策)
断食中でもナッツは食べてもいいという記事が多かったため、小腹が空いたときや間食の代わりにナッツを常備してつまむことにしました。
ナッツは脂質が多いことで敬遠される方も多いですが、良質な脂質のためある程度であれば取っても問題ないようです。
そのうち昼食を抜くのではなくいつの間にか昼食にナッツ。朝もやっぱナッツ、お酒のおつまみにナッツとどんどんナッツのシェアが上がっていきました。
ちなみに私が常備するナッツは”アーモンド”、”カシューナッツ”、”くるみ”
秘策① →→→ ナッツを常備する

それでも外出をすると、誘惑の嵐に負けそうになります。駅前を歩けばラーメンにカレー、揚げ物のいい匂い。コンビニに入ればジュースやスイーツ、お菓子パラダイス。看板も良くできていて食べたくなるし、買いたくなります。
特にプチ断食を始めた頃はまだ血糖値コントロールがうまくいっていないので、血糖値が下がる=甘いもの欲しくなる現象が起こり、その状態でコンビニに入るとスイーツを食べたくなってしまいます。
そのためにもナッツを常備していれば、コンビニに入る前に数粒食べれば気持ち落ち着くため、衝動買いが減ります。しかしそれでも襲いかかってくる誘惑に対しては自己暗示が有効でした。
「今、自分は本当にお腹空いているのか?」「こんな甘いもの飲んで身体の中変になってしまわないかな?」「今ここで何か食べたら夕飯が美味しくなくなる」とか謎の問いかけをして「お腹空いているのは気のせい」「腸にはまだ大量の食料が詰まっている」「少し胃腸を休ませたほうが絶対に良い」と自分に言い聞かせます。
そしてその場を離れるか、無糖のコーヒー・炭酸水などを買って、ナッツを頬張る。ナッツはそんなに甘いものではないけど、慣れてくるとこの甘さでだいぶ癒やされるようになります。
この成功体験が非常に重要になります。
「あっ意外と大丈夫だ」「コーヒー飲んだら空腹感なくなった」「間食しなくても頭ぼーっとしない」「明日もやってみるか!?」と。
秘策② →→→ 自己暗示を掛ける

プチ断食をしていると自問自答をするときがあります。
「好きなものを食べられなくて、人生楽しいか?」
「我慢ばかりしていると身体に悪いんじゃないか?」
など。食に対してのこだわりや楽しみがなければ、プチ断食を続けることに抵抗はないと思いますが、食べることが生きがい。ラーメン大好き!スイーツは絶対!!という方は大きな問題だと思います。
私自身スイーツは好きで、プチ断食を始める前は間食にコンビニでよく菓子パンやスイーツを買ってました。残業もこれがあるから乗り切れる!とご褒美感覚で食べていました。しかし今は週に1回とは2週間に1回くらいしかスイーツは食べなくなりました。理由の一つとしては先に述べた自己暗示もありますが、身体が甘いものを欲しなくなってきたという感覚はあります。そう実は身体はそんなに欲してないんです。今までは常日頃から甘いものや吸収の良い糖質を摂取していたために、血糖値スパイクにより低血糖になるからまた糖を必要とする。糖スパイラルに陥っていたのです。
ではどうするか?やはり最初の1〜2週間は我慢!お腹が空いてもナッツで乗り切る。水分はノンシュガーのものを。何をするにも乗り越えなければならないことはあります。その先の快適を求めて努力することは必要だと思います。
秘訣③ →→→ 一定期間の我慢

とはいえ、世の中には誘惑が多くて、様々な角度から誘惑してきます。おしゃれな街にはおしゃれなカフェが。ショッピングモール行っても美味しそうなお店が並んでいます。
また一番の誘惑がテレビです。テレビはスポンサーがいてそのスポンサーが広告として使っているので、番組の内容も食べる映像は多いし、皆それを求めています。コマーシャルもお酒や食べ物を以下に美味しそうに映すか、美化するかに命を掛けています。テレビを見ていると、自然と今夜はこれを食べたい、スイーツはここに行けば良いんだと、いつの間にか洗脳されている。私も以前はどっぷりテレビっ子だったので、テレビの情報が絶対!と思ってましたが、最近はその裏側(つまりスポンサーの広告)を知ることで、情報の不確かさや歪んだ情報であると思い始め、極力テレビを見ることをやめました。
街を出歩くこともテレビの情報が少なければ、あちこち行きたくなることも減るでしょう。(本当は行きたくないのに行きたいと思わされているだけかも)
秘策④ →→→ 情報を遮断する

私は一人暮らしが長かったために、割と自炊をしてて、料理は好きな方でした。最近は土日にキッチンを独占することもあります。そこで思うこととしてはスイーツ作り。やっぱりスイーツ好きなんじゃん!と自分で突っ込みたくなりますが、ネットなどでレシピを見ながら作ると、どんなスイーツも恐ろしいくらい使う”砂糖”と”小麦粉”。
真実を知ることは大事です。食べて美味しいと感じるためにこれでもかって砂糖入ってるんだなと。自分で作ればそれを知ることができ、砂糖を減らしたスイーツを作ることができます。
秘策⑤ →→→ スイーツ作って、真実を知る




まとめ
私の場合はプチ断食をするに最高のパートナーとなったのが「ナッツ」でした。もちろん砂糖や塩でコーティングされていない自然な感じのです。
結果的にはダイエットに繋がり、集中力が増し、無駄使いも減ったと良いことづくめです。しかし食べるときは食べ、楽しいお酒を飲むといったメリハリが重要だと思ってます。
始めたばかりの頃は我慢も必要ですが、一度こちら側に来てしまえば、メリットたくさんと思ってやることをおすすめします。

私の知人で2人プチ断食を始めた方がいて、2人とも10kgくらいは体重が落ちて膝の痛みがなくなったとか、体脂肪が28%から18%まで落ちたと喜んでいました。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す