夏はこれ。怪談算命学というジャンル。w

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地域によって違うらしいのですが、東京の子供達は、今日から新学期ですね。

 調舒星・鳳閣星がないピカチュウにとって、子供は不可解な生き物。この一ヶ月超えの夏休みで超絶ストレスがたまり、ここ最近は、親子関係、いよいよ追い込まれてきたのか、ピカチュウ、意味もなくよく吠える。

 タイトルからは外れるけど、ここでちょっと実学算命学による伝達の星と子育ての関係性について語ってみたいと思います。

 そもそも、ほぼ帰国子女感覚を持つ娘は、理由なく親に従う、ということはありません。彼女の頭の中には、親が子に協力をお願いし、子供が自分のやり方に従ってくれたら「Thank you.」の世界。w

 主星・玉堂星の娘は性格的にも、自分が相手に協力するならそれ相応の納得する理屈を出して欲しい、と迫るけども、一方で宿命に伝達の星がないピカチュウはその重要さを理解せず、その説明を省いてしまいます。
自分が車騎星なので、カチンときて黙って立ち去るが、心の中では「なにぃ〜!!言わなくてもみてりゃわかるだろ!」と考えるんです。
そして、抑えきれない衝動で、いきなりポカっ!とやります。
 ジャイアンです。
 すると知性の高い娘、負けません。世間に向けて「虐待していま〜す!子供に暴力をすぐに振るうお父さんです〜!これはいけないことで〜す!!」と辺り構わず、発信するのです。手も足も出ません。


 さらに陽占に出る性格と言語能力というのは全く別なので、言語知能が低いわけではないピカチュウにとっては、語彙が高度で豊富なのが、かえって裏目に出てしまう。会話の中に相手の知らない横文字や専門用語や四文字熟語が多いんですよ。w

 このように陽占に伝達の星がない人というのは、「言うべき、タイミングを間違える」・「余計な一言を付け加えてしまう。」・「”相手に伝わる言葉”を使えない」という形で問題が出てくる。
 そのため子供達は父が一体何を言っているのかが分からず「変な人!」とまったく彼には従わないのです。w

  伝達の星のない人が親である場合、おそらく子育てに同じ葛藤があるかもしれない。そうなったらおたがいが深くこじれるまえに伝達の星のある配偶者に間に入ってもらい、互いの受け取りやすい言語で立場を説明してもらうしかない。
 さらに宿命の陽占に伝達の星がない人というのは、そもそも子供といっしょになって、子供目線で物事を楽しむのが苦手な人。

「ふん、なにが楽しいのか、いまいち分からん。」正直者でストイックな成果主義の車騎星は、言わんでいいことを言ってしまう。
 鳳閣星・調舒星の子供の世界は、損得利害を超えており、結果目指してではなく、やっている間がただ、ただ、楽しい世界。
 そんな態度に子供の方も、すっかり気分がしらけてしまうわけ。w

 そうなんです。
 伝達の星というのは、話せばいいってもんじゃないんです。w
 心に相手への尊厳や敬意が伴わなければ、伝達エネルギーは全く生きてこないんですよね。伝達は自分の心を届けるエネルギーなんで、いくら体裁が整っていても、思いはエネルギーの方でしっかり伝わります。
ぶっきらぼうであったとしても、伝わるありがとうって言うのもあるってことよ。w 

 そして、伝達の星が「子供」を表すように、子供達は言葉の使い方が重要。コミュニケーションの中に含まれる、自分への尊重の度合いを読み取って、自分の動き方を決める生き物なんです。
 つまり親が心の中で子供に対して敬意を払わなければ、子供はよく育たないものなんですよね。日本の当たり前は、世界の非常識。
軽い気持ちで周りに「うちの愚息が...」とか言っちゃえば、もう終わり。
親子の信頼関係を壊し、未来を摘み取っています。


 調舒星・鳳閣星の伝達の星をどこかに持っている人はこの辺のさじ加減が考えなくてもできるのですが、宿命中に伝達の星を持っていない人は、意識的に心がけてみると子育てでもっと自分の思いが通るようになります。


 で、話を戻すと、そんな日々追い込まれ系のピカチュウに「自由時間があったら今、何をしたい?」とふいにきいてみたら
「韓国のホラー映画。みたいんだよね。」と返ってきた。
「ふーん、ホラーね....(汗)」

 出会った頃、ピカチュウは、怪談やホラーものが好きだった。
「あの、ひやっとした感じがいいじゃん。ゾッとするのが面白い。」って、嫌がるわたしのそばで、毎週ホラー映画鑑賞にはまっていた。
「私は、実際に見たことがあるから、そういうのは見ない。」と、映画鑑賞のお誘いを突っぱねる私に、「俺ね、一回もそういう怖い体験ってしたことないんだよね〜、俺、霊感ゼロ!なの」って、ケラケラ笑っていた。

が、しかし、彼はその後、色々な体験をするようになる。
なぜなら、結婚による影響で霊感が目覚める宿命だからなのである。w
今では、超理系の世界の彼も、もはや霊的な世界の存在を疑っていない。
 (※うちは違うけど、例えば異常干支と言われる、癸巳の日干支の人も結婚後ご主人に霊感が現れるようになることで星が現象化されることもあるよ。もともと霊能者の男性と結婚するとしっくりくるのかもしれない。)

お盆も近い夜だった。
それは同棲中のピカチュウと喧嘩し、別れることが決まった最後の夜だった。
「今日で、こういう日も終わりかぁ。自分はこの後自分のことだけ考えればいいんでスッキリするけど、不器用なピカチュウはこの先の人生、大丈夫なんだろうか。」ということが、気にかかりながら、自分はベッドに。ピカチュウは床に毛布にくるまって寝ていた。

ふと真夜中に目が醒めると、ぼーっと、人影が浮かび上がる。
あれ?

黙って、ピカチュウが一人つっ立って、ひたすら床を心配そうに見つめているではないか。
ん?何やってるんだ?こんな時間に?

しかし次第に、違和感を感じる。

(わわわ!あれはピカチュウそっくりだけど、ピカチュウじゃない!!!
ピカチュウはあんなに小柄じゃない!!!)
その小柄なピカチュウは、床に寝ているピカチュウを心配そうにひたすら眺めているのである。

ピカチュウから抜け出たピカチュウ?!
いや、いや、いや、よく分からんけど、だれかが部屋にいる〜!!
こっちにきたら、どうしよう!!

肉体を持った人ではないことはわかるが、うっかり話しかけられるなど、ご縁ができたら、この先の展開が読めない。
展開が読めない状況は苦手である。
気づかれないように、あわてて寝たふりをする。
 私はその後、本当に寝てしまった。

あれは、なんだったのかーーーー。
翌朝、ピカチュウに事の次第と、幽体の体格や風貌を話すと、
「それは、じいさんに違いない・・・。背は小さくて、確かにそのくらいだった。」とピカチュウは考え込む。

「思いつめたように、心配そうに眺めてたよ。」とだけ伝えた。
(「そりゃ、そうだろうな、この孫のめちゃくちゃっぷりは〜。祖先に心配されるってそろそろやばいんじゃね?」と、内心言いたくなったが、私には伝達の星があるので、言わなかった。)
何年かして、ピカチュウ家の菩提寺にいったとき、高齢の住職の奥さんがピカチュウを見て「まぁまぁ、おじいさんに、本当に生き写しだわ〜」と奥から写真を持ってきてくれた。

「うわ、この人。前に夜中に立ってた人は!!髪型もそっくり。」
まさにそのひとが、写真の中に写っていたのであった。
ひとは死んでも次元の違う世界では思いが繋がっているものなんだなぁ、と思った出来事だった。

 ピカチュウにとって、私は消えると運勢が終わる大事な守護神である。
あの時、別れれていた場合こっちは楽だけども、人生が転落するのはピカチュウの方である。
 私は男がドン引きしたくなる奥さんだが、ピカチュウにとっては究極の選択だ。運勢的に背に腹は変えられないだろう。
 そして「完全に終わった。お別れだ。」と私が思うたび、ピカチュウ側の肉体のない親族はこんな風にでてきたり、一斉にあるタイミングで壁にかかった家族写真をば〜ん!と激しく落とすとか、突如、炭酸でもないのにワインのコルクが飛ぶなど、超常現象でこちらに何かを伝えようとしてくる。w
 そんなに孫に必死な祖先たちには、こちらがびっくりする。
 今から考えるとおじいちゃんは「この孫、手がかかるけど、よろしく頼む」って言いたかったのかもしれない。
 宿命上、親とのご縁はない男でも、見えない祖先はこうやって子孫を守っていると言う事なんだよね。
 家族とのご縁がないなぁと悲しい人も、実はね、どの人間も一人で生きているのではないってことだよ。

まぁさ、うちの怪談(?)はともかく、最近こんなのを見つけたのヨ。w

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竹書房さんから出ている、算命学鑑定師•幽木武彦さんと言う方がかいた、算命学の鑑定にまつわる怪談集。w 
見るからに面白そうでしょ〜!!!

算命学を知らなくても、算命学の技法をわかりやすく説明しながらストーリーが進んでいて、鑑定が誇張・脚色されまくっているのがかえって昭和の夏の定番怪奇番組「あなたの知らない世界」っぽい、あの嘘くささを楽しむことができる算命学を舞台にしたこの怪奇本!!
編集者の手が入ってるのかわかんないんだけども、まぁ、文章が上手いんだよね、この人。鑑定士さんとしてどうなのかって言うよりも、そもそも商業作家の才能を感じさせる。(龍高星の皆さんは、怪談好きが多いので、超・気になるでしょ?!www)

 こう言う切り口でふつーの鑑定のやりとりを書けるこの人もすごいよね。
 実学算命学は、そんなにおどろおどろしい鑑定になったことはないんだけども、異常干支一つで、こんな鑑定ストーリーになると言うのがすごい。w
(普通、そんな解釈になっていかないって...w これが算命学の鑑定の日常だと思って真に受けるとあとでコケるんで、エンタメとして楽しんで欲しい本。)

 算命学の色々を知ってて、実際プロファイリングしてるからこそ、鑑定側の気持ちに共感して自分はこの本、面白いなぁって思うわ。w
 (映画トップガン・マーベリックをみて、米軍の軍人が「ありえねぇ!」って、笑いながらも楽しめる、そんな感覚だろうか。)
 鑑定も、鑑定士の人生に対する視座がどこにあるか次第なんだな、ってのもわかるとおもう。
 さきほどの出てきた、ピカチュウのおじいちゃんだって、竹書房さんで本にしたら、「恐怖!!  因縁か!? こんな男、背負いたくない!!ギャル系彼女を説得しに毎夜、出没する祖父の霊!」とか、サブタイトルをつけられそうだもんな。ww 絵柄は、楳図かずおで、どうでしょう。

 だったら自分も将来、鑑定体験の本を出したいわ。
こういうおどろおどろしいのはほぼほぼ体験がないので、(というか、そういうのはなんとなく感じ取って、事前にお断りする。)

If みたいな本のコンセプトで。どっち行く?ってなった時、プロファイリングで自分への気づきがあり、自分を生きたらちゃんと幸せになりました!っていう、ストーリー満載の本にしたいんだよね。
だから、ネタ頂戴よ。w

...ってことは、みんなプロファイリングを受けて、予定調和のように最後は思い通りの人生を送ってるってことにならなきゃいけないわけなんだからね。w
そういうストーリーをちゃんと生きてくださいよ?
そして宿命全うしたら、あなたのその面白い、人生の自分だけのサクセス・ストーリーを実学算命学に報告してください。
たくさん溜まったら、ふわふわスピリチュアルな乙女の心をがっちりつかむ、シンデレラストーリーの鑑定談を、いつか本にするワ。w

万一、プロファイリングのあとも浮かばれなくて、心の地獄・現実の地獄に行くストーリーができあがったら、うちじゃなくて竹書房さんへネタを持ち込んでください。
ジャンル違いなんで!w
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