ミニマリストとは
「最小限の」という意味のミニマル(minimal)から、
「最小限のモノで暮らす」ミニマリスト
という言葉が生まれました。
モノを必要以上に持たず、生活に必要最低限なモノだけを持って暮らすのがミニマリストです。
しかし、その基準はその人それぞれです。
その人のライフスタイルによって、必要なものは厳選されていきます。
なにも捨てることがだけがミニマリズムではありません。
むしろ筆者のみくとが考えるミニマリズムは、残すモノにこそ重要な価値があるのであって、
必要なモノをいかにして使うかがミニマリストの本質でもあると考えます。
今は消費社会と呼ばれ、あらゆるモノが簡単に手に入ってしまう時代です。
そんな中、人間にとって本当に必要なモノだけを見極めるのは至難の業です。
しかし、本当に必要なモノは極わずかであるのもまた事実です。
その本質を見抜き、余計なこと、モノに囚われず、豊かに暮らしていくのが、ミニマリストです。
ミニマリスト・みくと
筆者のみくとは、気がついたらミニマリストのようになっていました。
本格的にモノを厳選し始めたのは、ミニマリストという言葉を知った19歳の頃です。
その頃にはすでにモノはありませんでしたが、ソファ、イスなどを手放したりしました。
そんな僕が、ミニマリストのメリットを3つほど紹介したいと思います。
また、最後には僕がミニマリストになってどのくらい出費が減ったのか、
経済的な効果を詳しく公開したいと思います。
ミニマリストのメリット1:時間
ミニマリストは時間をたくさん持っています。
皆さんが家で探し物をするのは、モノがどこにあるのか分からないから、はたまたモノが多すぎるからだと思います。
人生において、探し物をする時間は、もっとも無駄な時間です。
故に最低限のモノで暮らしているミニマリストは、どこに何があるのか把握しており、また見つけやすいのです。
自分が本当に気に入っているモノ、本当に必要なモノであるから、しっかりとその存在を認識しているんです。
そうすると、人生で最も無駄である探し物をする時間は消え、これによってミニマリストの時間は増えます。
また、必要最低限のモノで暮らす代わりに、モノを長く大切に使うため、買い物も必要最低限になり、目的もなくショッピングする時間は消えます。
家にあるモノをしっかり把握しているので、同じモノを買わなくなります。
人付き合いも厳選して、無駄な飲み会や、よく分からない友達との食事もなくなり、その時間も増えます。
さらに、テレビも見なくなり、必要なくなると、テレビを見ていた無駄な時間がなくなります。
これは相当大きな時間です。
このように、ミニマリストはモノを厳選することで、時間的なメリットも発揮するのです。
ミニマリストのメリット2:経済
時間の効果でも説明した通り、モノがどこにあるかちゃんと把握しているので、同じモノを二度購入することはありません。
また、必要最低限のモノで暮らしているため、消耗品以外は、ほとんど買い足しません。
家のモノは、ほとんど一生モノです。
一生モノはほとんど買い替えません。
ミニマリストは、このように買い物もあまりしなくなります。
そして人間関係でも、無駄な飲み会や、ノリで付き合ってしまう飲み会や遊びもなくなります。
人間関係を見直すことで、この無駄な出費がなくなり、かなり経済的に効果を持たらしてくれます。
さらにテレビなども要らないため、光熱費も浮きます。
こうして、ちりも積もればなんとやら、徐々に経済的余裕を実感できるようになります。
ミニマリストのメリット3:集中
部屋に余計なものが無いということは、視界に入るあらゆる情報をシャットアウトできるということです。
人間は知らず知らずのうちに、目に入るもの全てを勝手に情報処理しているんです。
すると人は集中力を欠き、作業効率が下がってしまいます。
しかし、ミニマリストは余計なものを排除した空間にいるため、ほとんど視界がクリアな状態に保たれます。
なにも家だけではありません。
仕事のデスクもそうです。
きちんと整理整頓され、余計なものがないと、格段に集中力は上がり、今までかかっていた時間の何倍もの速さで作業が進みます。
実際僕もブログを書いている時、何もない自分の家でやると、とても効率がよく気持ちいいです。
また、雑念を捨てることができるので、集中力に限らず、リフレッシュなもなります。
ミニマリストになっていくらお金が増えた?
僕は今でこそ趣味がないのですが(強いて言えばブログ)、高校生の頃は映画が好きでよく映画館に行ってました。
それからモノはないけど服はあったんですよ。
一つの箪笥に収まる量までと決めてはいたものの、欲しい服は買ってました。
大体バイトで10万稼いでいて、月に服を大体6,000円,
映画は週一で映画館に見に行っていたので、月7,000円は出ていました。
それから友達とのご飯や彼女とのデートで1万円は消えていました。
すると合計で2万3千円の出費ですね。
これがミニマリストになってからは、服は月に0円、映画は見なくなり0円、友達とのご飯や飲みも無く0円、デートで5,000円。
合計でデート代の5,000円のみ!
その差は1万と8千円、約四分の一になりました。
(娯楽費)
今は二十歳になって彼女と同棲しているので、生活費はやむを得ませんが、娯楽費はほぼゼロに近いです。
なので、お金を稼ぐのにも余裕ができて、心に平穏が訪れました。笑
結果的に映画やご飯に行く時間も自分の時間になるので、時間も手に入れられると、一石なん鳥あるのかわかりません。
まとめ
ミニマリストのメリットは3つ。
時間・お金・精神の面でおいて、非常に豊かにしてくれます。
ミニマリストになるためにはまず断捨離から始めましょう。
そして徐々に自分の理想のお部屋へと進んでいきましょう。
誰でもミニマリストとして、豊かになれるに違いありません。