【小説】だれも言わない作家になれるタイプ

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このところ小説ネタばかり書いていますが、ちょっと小説部門に力を入れようと思ってのことです。

このサービスをなんとか育て上げたいですね~。いろんな物書きさんと対話することでこちらも得るものがあるのではとも思っています。

ということで本題。「作家でもないおまえに作家になれるタイプがわかるはずない」と思われるでしょう。わたしも思います笑。でもまあ、だれも言わないのでわたしが言おうかと。有料級の情報なはずです(100円くらい)。

ちなみに「作家になる方法」、それっぽいことはいくらでも書けます。そして経歴を偽り、サービスを立ち上げ、「本気でデビューしたい方だけにお売りします」とやる笑。いくつかは売れるでしょうが、やりたくないのでやりません。

1.コネがある

出ました、身も蓋もない「方法」。すべての作家志望者が目を覆い耳を塞ぎたくなる真実ですね。コネ、つまり人脈です。そりゃあ出版関係の人が近くにいたら話ははやいです。それなりのものを書けたり美人だったりしたら、「じゃあ出してみる?」となる。

作家に限らず、ギョーカイはそのノリです。わたし自身、能力皆無なのに元ゲーム音楽プロデューサーの上司がわたしを気に入ったというだけでアシスタント的立場に抜擢されました。毎日のように都内を引きずりまわされ、多くの著名な方々に会いました。デビュー話ではありませんが、そういうものなのです。ノリと勢い。「○○ちゃん最近どう? うちでも出してよ~」とかいうのはわりとマジです(もちろんペーペーはサラリーマン的ですが)。

ではコネがない人はどうすればいいのか。

2.無垢でありつづける

これがだれひとり言わない真実。コネがないなら新人賞に応募して、というのはそのとおりだと思いますが、その中で選ばれるのは、作品のクオリティはともかく、まずイノセントさが感じられるタイプの人です。

なぜ無垢な人がいいのか。考えてみればわかります。ようするに文字どおり「作家の卵」を求めているからです。育て、孵化させる。悪い言い方をすれば洗脳です。なにも知らない無垢な少年、みたいな人のほうが出版側としてもやりやすいじゃないですか。作家気取りのめんどくさいオヤジなんか扱いにくくて仕方がない(含むわたし)。だからライトノベルなどの分野ではとくに、若い人を求めます。

作品は稚拙、でも勢いがある。選評でよく見かけますね。勢いというのはすなわち、ライトノベル分野であれば、ラノベやアニメがほんとに好きなんだな、と思わせる書きぶりのことです。出版側が考える「才能」というのは、これです。だからテクニックとかは逆効果になる可能性があります。みなさん必死でネット検索していますが、自らの首を絞めているようなものです。

テクニックとしてイノセントさを出したいなら、奇をてらわずに書きまくることだと思います。小説作法や小細工を知れば知るほど悪い意味でオトナになっていきます。いまこのとき、あなたは○○を知らない。だが一週間後には知り、イノセントさがまた一つ失われるかもしれない。なのでいま書きまくる、ということです。

ではオヤジに未来はないのか笑。

3.医者、学者、大学教授になる

これもまた身も蓋もない話です。理由は言わなくてもわかると思います。一つ付け加えるとすれば、出版側も権威には弱い、ということですね。

では経歴皆無のオヤジはどうすればいいのか。

4.即戦力になる

これが一番難しいのは言うまでもありませんが、作品がすばらしくおもしろければ作者がオヤジだろうと人格破綻者だろうと関係ありませんよね。あなたが小説作法を身につけ、テクニックを仕入れ、技巧を学んでしまった汚れきったオヤジ(オバサン)なのであれば、中途半端に終わらせずとことん突き詰めるしかないでしょう。

具体的にはどうするかというと、やはり書きまくって応募しまくるというベタなアドバイスになります。ベタさの理由はこういうこと、なのですね。




ではどうやったら書けるのか、なにを書けばいいのか。それはのちほど。これまた有料級(50円くらい)なのでお楽しみに。
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