【小説】小説が書けなくなる根本の原因

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当方プロではありませんが、20年以上も小説を書いてきますと筆が止まる原因がおぼろげながらわかってきます。

原因に対する対策を実際に試してみたところ、どんな無茶な設定(12歳のアメリカ人少女が主人公の一人称もの、など)でも最後まで書けるようになりました。

もったいつけずに申し上げますと、原因はズバリ知識不足です。

本当は、若かりし20代のころからすでに気づいていました。ただ認めたくなかったのです。おれには才能がある、というやつです笑。人一倍鋭い感性でなんとかできる、などと思っていたのですね。

知識ゼロでも書きはじめることはできます。○○先生のような小説が書きたい! そうして行き詰まり、才能のなさに思い悩む日々を送る事態になります。おれにはいったいなにが足りないのか?

知識です笑。

数年前、なんとなくファンタジーを書いてみたくなり、中世ヨーロッパの文献や学術書を片っ端から読み漁りました。書きはじめる手がかりすらなかったところから、城塞都市の情景などが知識として頭に入ると、ようするに書く選択肢が生まれるのですね。行き交う人々、町中の音、木々や鳥の名前と鳴き声。

そうして日々知識を得ていくことで「了」にたどり着けるのです。知識が定着したあとも怠らずに勉強するほうがいいようです。だいたい同じようなファンタジー小説になってしまい、自分自身が興味を失ってしまいますので。

そうすると、まずはおのれの知識不足を認めなければなりません。これが厄介なのですが、方法はあります。ということでサービスの紹介です笑。
わたしのような「才能はないけど最後まで書ける人」より、「才能はあるが行き詰まっている人」のほうが尊いのは当然です。微力ながらデビューの一助になれば幸いです。


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