ホームページの作り方6選。簡単な方法から上級者向けまで

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ビジネス・マーケティング
<本記事は2022年7月23日に作成しています。>
自分で何か事業やイベント、サークルなどを運営するとなると、ホームページの制作は必須になりますよね。インターネットを通して集客したり、ホームページのURLを伝えて、組織やイベントなどの概要を知ってもらったり。今の時代には欠かせない存在であるホームページですが、制作方法は意外と知らない人が多く、なんだか難しいイメージをお持ちの人も多いでしょう。ここではまず、「ホームページの作成に必要なもの」をお伝えして、イメージをつかんでいただきます。そしてホームページの制作にはいくつかの手段がありますので、「ホームページの6つの作り方」についてお伝えしていきます。全てお読みいただいたうえで、ご自身に合うものを選んでいきましょう。

ホームページの作成に必要なもの

まずはホームページの作成に、何が必要かを知るところからスタートしましょう。ホームページを作成するにあたり、「ドメイン」と「サーバー」、そして「サイトの構成」の3つは必須になります。

ドメインとは

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ドメインとはホームページの住所となるもので、http:// www.☆☆.comという、アドレスの☆☆に当たる部分です。ホームページ制作サービスであれば、無料でドメインを利用することもできますが、ドメイン名に「wix」や「fc2」といった、サービス名が入ってしまいます。事業や団体の名前にするケースが一般的で、アドレスを見た時にも認知されやすいので、ホームページ制作サービスの名前がドメインに入っていると、信頼が落ちてしまう可能性があります。

またドメインを複数のユーザーと共有することになるため、他のユーザーが質の低い記事やページを作成していると、その影響を受ける可能性があります。加えて1つの検索結果で、同じドメインが複数あると、決まった数しか表示されないケースがあるので、自分のページが表示されない可能性もあります。
そういったデメリットを考慮して、本格的にホームページを作る場合は、「独自ドメイン」と呼ばれる、自分でドメイン名を設定して取得するケースが多いです。

サーバーとは

サーバーとはホームページを作るためのデータを保管する場所で、例えばページや画像など様々なものが保管されます。サーバーに置いてあるデータから、見せたいものを見せたいように、ユーザーに示すというイメージです。

サーバーにも無料のものと有料のものがありますが、一般的には有料のものの方がページの表示スピードが速く、保管できるデータ量も多くなります。サーバー代は月額・年額などで定常的に料金が発生するので、まずは無料のサーバーや、格安のサーバーを利用して、アクセス数が増えてきたらそれに応じて、グレードを上げていくというのも良いでしょう。少し知識や技術は必要になりますが、サーバーを途中で移管することは可能で、業者に依頼して移管してもらうこともできます。

サイトの構成

ホームページを作成するにあたって、「どんなホームページを作りたいか」というイメージを、まずは自由に思い描いてください。ホームページのカラーや、発信したい情報、ターゲットとするユーザー層など、思い浮かべられるだけ紙に書き出していきます。イメージや必要な要素を書き出さないと、ホームページを作り始めることが出来ませんからね。
ホームページのイメージを思い浮かべたら、どんな手段でホームページを作っていくのかを考えていきます。これから6種類のホームページの作り方をお伝えしていきますので、自分が作りたいイメージを実現できそうなものを選んでいきましょう。

おすすめのホームページの作り方6選

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ホームページの作り方を1つとっても、実は様々な手段があります。ご自身がどのようなホームページを、どれくらいの期間で、そしてどれくらいの費用で作っていきたいかによって、大きく変わってきます。またホームページ制作の知識をどれくらい持っているかで、選べる幅も異なります。

作り方①Wordpressで作る

今やホームページやブログを制作する際、Wordpressで制作するのが主流になっています。テンプレートを選んで、後は必要な情報を記事として投稿していくだけで、ホームページを作れます。
有料・無料の無数のテンプレートがありますし、プラグインなども活用して、自分の好みや方針に合ったホームページにカスタマイズできるのが最大の強み。SEOにも強いと言われていて、検索エンジンからの集客も狙えます。

Wordpressのデメリット

Wordpressはカスタマイズ性が高い一方で、ある程度は自分でHTMLやCSSを理解していないと、自分の好みに合ったホームページを作ることはできません。専門的な知識が無い場合は、本やインターネットでリサーチして、手順を確認しながらホームページを作っていく必要があります。Wordpressはとても人気なので、本もたくさん出版されていますし、インターネットで検索すれば様々な情報を得られます。


作り方②ホームページ作成サービスを使う

Wixやシンドゥーといった、ホームページ作成サービスを活用するのもおすすめです。HTMLやCSSの知識が無くても、綺麗なホームページをスピーディに作ることができます。視覚的にコンテンツを移動させたり、イラストを使用したりできるので、初心者の方が利用しても、上級者が作ったようなホームページが出来上がります。

またインターネット上の住所となる「ドメイン」の取得や、データを保管する場所である「サーバー」を借りるといった専門的な知識が必要ないため、最も難易度が低い手段だと言えるでしょう。

ホームページの作成やサービスの使用方法のマニュアルが用意されているケースも多いですし、分からない事やバグに出会った場合は、サポートに連絡することで、対処してもらえることもあります。


ホームページ作成サービスのデメリット

ホームページ作成サービスは無料で利用することが出来ることが多いですが、本格的なホームページを作るためには、月額や年額で利用料が必要になることが多いです。例えば人気のテンプレートやイラストを使いたい、より多くのページを作りたい、商用利用したいなど、やりたいことが増えるにつれて課金が必要になります。サブスクリプション型のものが主流で、継続的に費用が発生してしまうので、運営を続けるにつれて負担は大きくなってしまうでしょう。使い勝手や好みと料金を天秤にかけて、最適なサービスを選ばなければいけません。

おすすめのホームページ制作サービス①「wix」

ホームページ制作サービスとしてとても人気が高いのが、「wix」というサービス。テンプレートが豊富なうえに、カスタマイズ性が高いので、同じサービスを使っているユーザーとイメージがかぶってしまうケースは少ないです。

ドラッグアンドドロップなど、直感的な操作でサクサクとカスタマイズできるので、ストレスなくホームページを作っていけるでしょう。ネットショップや予約システムにも対応しているので、ホームページを通して、ビジネスが成立します。

おすすめのホームページ制作サービス②「シンドゥー」

シンドゥーはwixと比較すると知名度は低いですが、とにかく簡単にホームページを作りたいという人にはとてもおすすめのサービスです。AIの質問に答えていくだけで、自動で自分の好みのホームページを作ってくれる機能があり、とてもお手軽です。スピーディにホームページを作れる一方で、ネットショップ機能やアクセス解析など昨日は豊富で、ビジネスオーナーの方も利用しているケースがとても多いです。

作り方③ホームページ制作ソフトを購入する

ホームページビルダーなど、買い切り型のホームページ制作ソフトを購入するパターン。ホームページ制作サービスと異なり、月額・年額で費用が発生することが無いため、一度買ってしまえば好きなだけホームページを作ることが出来ます。イラストやテンプレートも用意されていることが多く、知識がさほどなくても好みのホームページを作ることが出来るでしょう。

またホームページビルダーには画像の編集ソフトがついていて、知識が無くても画像を装飾したり、切り抜いたりして、ホームページの挿入することが出来ます。ソフトによって機能や特徴は異なるので、リサーチして吟味したうえで選ぶことが大切です。

ホームページ制作ソフトのデメリット

ホームページ制作ソフトはホームページ制作サービスと異なり、アップデートが無いケースもあります。例えば数年前に購入したソフトは、今のトレンドにはついていけなくなり、新たにソフトを購入しなければいないという可能性もあるでしょう。

作り方④自分でコーディングする

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真っ白な状態から、自分でコーディングをしてホームページを作るという手段。自分の思うままにゼロからスタートしていくので、自分にとって最高のホームページを作ることができます。ホームページ制作に慣れている人や、こだわりがとても強い人は、自分でコーディングするのも1つの手でしょう。

自分でコーディングするデメリット

自分でイチからホームページを作っていくというのは、最も難易度が高い方法で、相当な技術が無いと安っぽく見えてしまいがち。自分で作りたいという思いだけで作ってしまうと、逆に信用を下げてしまう可能性もあります。
また自分でホームページを制作するのは、多大な時間がかかります。急いで作ってしまうと雑になってしまってユーザーにストレスを与えてしまうことがありますから、丁寧に作っていくと、場合によっては数か月の期間が必要になることもあるでしょう。

作り方⑤業者に依頼する

数多くのホームページ制作会社があり、依頼をすることで労力をかけずに、ホームページを作ることが出来ます。ホームページ制作のプロの集団ですから、クオリティは抜群で、見やすいだけでなく、信頼度を大きく上げることが出来ます。

例えば何か商品を購入したり、どこかの団体に所属したりしようと思った時に、ホームページがプロフェッショナルなものであったら、それだけで信用度が大きく上がりますよね。逆に素人が作ったようなホームページであれば、「外注するお金が無いのかな?」「本当に信頼して大丈夫かな?」というような、不安につながってしまうこともあるでしょう。ホームページは会社や団体の顔ですから、制作会社に依頼をして作ってもらうという手段を選ぶ人も、とても多いです。

業者に依頼するデメリット

6つのホームページの制作方法の中で、最も費用が高くなりがちなのが業者に依頼するケースです。大手の企業に依頼するとなれば、100万円を超えるケースも珍しくありませんし、逆に値段ばかりを気にしてしまうと、お金を支払ったのに満足のいくホームページを作ってもらえないというリスクも。本格的に会社や事業のためにホームページを作るという場合でなければ、業者に依頼するという選択肢はあまり無いかもしれませんね。

作り方⑥フリーランスに依頼する

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クラウドワークスやランサーズなどを通して、フリーランスの方にホームページを依頼する人も少なくありません。業者と比較すると費用は安くなるケースが多く、初期投資がさほど大きくなくても依頼が可能です。自分でホームページを作る時間はないけれど、業者に依頼するほどの費用はかけられないという人には、とてもおすすめです。スキルの優れたフリーランスの方に依頼すれば、親身に相談に乗ってくれて、業者に依頼するよりも自分のイメージと近いホームページが完成することもあるでしょう。

フリーランスに依頼するデメリット

フリーランスの方1人1人のスキルや対応のスピードなどを、事前に見分けることはとても難しいです。契約を結んでから急に、レスポンスが遅くなる方も珍しくありません。また事前に伝えていた内容と異なるホームページが出来上がったり、費用の面でのトラブルが起こってしまったりといったリスクも考えられます。フリーランスの方に依頼する際には、契約前にじっくりと相談をして信頼できる人を見つけたうえで、契約書を結んでリスクを軽減するなど、最大限の工夫をしてください。

ホームページの作り方まとめ

ここまでお伝えした通り、ホームページの作り方にはさまざまな種類があって、自分の作りたいイメージや費用、スケジュール感によって選び方が変わってきます。まずはお手軽に作れる方法でホームページを作って、知名度やアクセス数が伸びてくるにつれて、より本格的なホームページに磨き上げていくことも可能です。

以上です、今日も最後まで記事を読んでいただきどうもありがとうございます。
また次回の記事でお会いしましょう!
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