「中高校生が勉強する5科目の意義」

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1.はじめに

よく学生から尋ねられることがあります。
「数学なんて勉強して何の役に立つの?」
これは、もっともな疑問かと思います。

他の科目もそうですね。
いったい何のために勉強するんだろう。
今回はこの辺りを考えてみたいと思います。

2.中高校生が勉強する意義

世間ではこんな風に言われています。
「良い大学に入って、良い仕事に就いて、立派な人になるためよ。」
もっともな御意見です。

では学校で学ぶ5科目は受験に必要だから勉強するのでしょうか。
確かに、それは一つの理由ではあります。
でも、何故、英数国理社なのでしょう。

3.私が考える5科目の意義

①国語、英語を勉強する意義

これは言葉の読み書きを学ぶためです。
もちろん国語は母国語ですから、ちゃんと出来ないといけません。
さらに英語は第2言語として重要視されています。

言語ですから、聞いたり、話したりする能力も重要でしょう。
しかし、受験の試験様式の問題から、この辺の能力判定が難しいようです。
そこで、面接、英語のヒアリングが取り入れられて来ました。

②数学、物理、化学を勉強する意義

これは論理的に考える能力を養うためにあります。
社会に出ると感情論ばかりではなく、論理的に判断する事が重要になります。
そのスキルを身につけるためのツールとして勉強するのです。

この意義を知っている人は意外に少ないでしょう。
でも、言われてみれば納得がいくと思います。

③生物、歴史、地理を勉強する意義

これは記憶力を養うために勉強します。
覚えにくい事を頭に入れていく訓練と考えてください。
それによって頭を良くしていくのが目的です。

4.まとめ

読み書きの能力、論理的に考える能力、記憶力、どれを取っても重要なものです。
3つとも不可欠と思います。
だから3つのカテゴリの勉強はすべて熟さなければなりません。
嫌いだからやらないでは駄目なのです。

そのため、国立大学受験の人は5科目とも要求されます。
得手不得手はありましょうが、苦手な科目でも共通テストで50%は得点できるようにしてください。


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