kintoneの苦手なこととその対策方法:ビジネスプロセスを改善するためのアドバイス

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IT・テクノロジー
kintoneは、多くの企業が業務効率化やデータ管理のために活用している強力なプラットフォームです。しかし、一部の業務や機能においては、kintoneが苦手とする部分もあります。以下では、kintoneの苦手なこととその対策方法について解説します。

1. アプリ間の連携(リレーション)


kintoneはアプリケーションごとにデータを管理するため、異なるアプリケーション間でのデータ連携が難しい場合があります。例えば、顧客情報と注文情報を別々のアプリケーションで管理している場合、それらのデータを自動的に関連付けることが難しいです。

対策方法: rex算式プラグインを使用して、関連するデータを一元管理することができます。また、関連レコード集計プラグインを活用して、異なるアプリケーション間でのデータの集計や集約を行うことができます。

2. 複雑な計算(kintone≠エクセル)

kintoneはエクセルのような高度な計算機能を持っていません。複雑な計算や関数を使った処理を行う場合、kintoneでは実装が難しいことがあります。

対策方法: rex計算式プラグインを活用して、より複雑な計算や条件分岐を行うことができます。また、必要に応じて外部の計算ツールやプログラムとの連携を検討することも有効です。

3. 帳票作成

kintoneは帳票作成に特化した機能を持っていません。レポートや帳票を作成する場合、十分な柔軟性やカスタマイズ性が求められることがあります。

対策方法: kintoneのデータを外部ツールやサービスにエクスポートして帳票を作成する方法があります。また、帳票作成に特化したプラグインやサービスを活用することも考えられます。

4. 大量データの保管

kintoneは大量のデータを処理するためには最適化されていません。大量のデータを処理する場合、パフォーマンスの低下やデータ容量の制限に直面することがあります。

対策方法: データの冗長性を減らし、必要なデータのみを保管することで容量を節約することが重要です。また、定期的なデータの整理やアーカイブ化を行うことで、データベースのパフォーマンスを維持することができます。

5. バックアップ

kintoneはデータのバックアップ機能を持っていますが、完全なシステムのバックアップやリカバリーには限界があります。

対策方法: データの定期的なエクスポートや外部ストレージへのバックアップを行うことで、データの安全性を確保する必要があります。

まとめ

kintoneにも苦手なことはありますが、それを把握した上で対策を考える必要があります。
「うちでもkintone導入できるかな」と悩んでいる方は一度やりたいことをお聞かせください。kintoneが適切が判断いたします。

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