~自分軸で行動を~ おひつじ座さん4月仕事運

　西洋占星術12星座の1番目の星座、牡羊座。今回は牡羊座生まれの方の来月4月の仕事運を占ってみました。

・過去・・・ソード6

　・現在・・・カップ4

　・近未来・・・ペンタクル8

　・アドバイス・・・司祭

　・周囲の状況・・・カップキング（逆）

　・障害になっていること・・・隠者

　・最終結果・・・ソード4（逆）

今回は各カードの説明の前に補足カードも併せてご覧いただきたいと思います。

・補足・・・ワンドペイジ（逆）　・女教皇　・カップ3（逆）

　今回のスプレッドで大アルカナが2枚、補足のカードで1枚現れました。司祭、隠者、女教皇の3枚で、3枚とも正位置です。この3枚のカードから自分の内面と向き合い、自分を律すること。自分の信条を大切に、それに従って行動することを勧められているように感じました。

　過去のソード6は現状からの移動を意味します。その行き着く先は決して悪い方向ではありません。現在のカップ4は今いる環境で満たされない気持ちでいることを表わしています。過去のソード6の自分の望むべき方向に移動を始めたものの、一見、かわりばえしない状況に少し不満を感じているようです。

　周囲の状況のカップキング逆位置はそうした不満に思う状況を表わしているようです。とげとげしい雰囲気だったり、理解のない人が存在したりとなかなか打ち解けない状況にあるようです。補足で現れたカップ3逆位置も同じような意味合いがあります。

　こうした状況にあってモチベーションの維持も難しいと思いますし、心が折れそうになるかもしれません。障害になることの隠者は自分の殻に閉じこもらないこと、自分の考えの中に引きこもらないことをアドバイスしているようです。

　それを踏まえたうえで、この期間はどのように行動したらよいのでしょう？近未来のペンタクル8、最終結果のソード4逆位置は「地道に（スキル、経験を）積み重ねる」こと、「休まずに動き続けること」を勧めています。またアドバイスの司祭は「モラル」を意味します。自分のルール、信念に従って行動することを勧めています。強引に状況を変えようとすることなく、また周囲に気を遣いすぎることなく、自分が正しいと思ったこと、自分がそうしたいと思ったことを行動に移す、そうすることが良好な精神状態を保つことにつながりそうです。

　ただこうした状況は補足のワンドペイジ逆位置が示すように少し長い時間続くかもしれません。ワンドペイジは「良い知らせが届く」といった意味がありますが、逆位置で現れているので状況が好転するには少し時間がかかりそうです。

　補足のもう1枚、女教皇は冷静で理知的な女性を描いています。このように難しいと思われる状況にあっても、あくまで自分を見失うことなく、投げ出すことなく、日々を過ごす、そのようなメッセージを伝えているようです。またこの女性が書物を手にしていることも分かります。自分が必要と思った知識、これが学びたいと思う分野の勉強をするのも良いかもしれません。

　来月4月はおひつじ座の皆様にとっては少し歯がゆい期間になるかもしれませんが、周囲におもねることなく、あくまで自分の信条に従って行動されると良いと思います。また地力を蓄えるための期間だと考えられても良いと思います。

　どうか皆様にとってこの1か月が良い期間となりますように。