【ココナラ】なぜ、なんでも屋さんではダメなのか?

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どうも、斎藤です!


今回のココナラブログでは、「なんでも屋さん」を目指して大失敗した私の実体験から、学んだことを記事にしていきます。


「なんでも屋さん」をやると、ココナラに限らずビジネスのハードルがめちゃくちゃ上がるので気をつけてください。

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■「何でも屋さん」が売れない3つの理由
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理由は3つあります。


1、印象に残らない

→誰の目にも止まらない


2、何屋さんかわからない

→分からなければ選ばれない


3、他との違いがわからない

→価格と実績でしか比べられない


なんでも屋さんだと、売れなくなるのはこの3つが主な原因ということが実体験から学びました。


では、4つのお店を想像してください。


A店:和食、洋食、中華なんでもあります!

B店:ウチは和食専門です!

C店:ウチは海鮮料理専門店です!

D店:ウチは刺身の専門店です!



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■1、印象に残らない
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まずは通りがたっただけの人を考えてみます。食べたいかどうかはまだ考えません。


単純にどれが一番印象に残りますか?


どうでしょう。


…きっと多くの人はDが一番印象に残るはずです。


ここでのポイントは刺身が好きとか嫌いとか関係なく、


「刺身ならD店!」


と印象に残るということがポイント。


あとは刺身が食べたくなれば、お客さんの方から来店してくれそうです。


まずは印象に残っていればOKくらいの感覚です。


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■2、何屋さんかわからない
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人はよく分からないものにお金を払いません。


では、今度は「少しお腹すいたなー」ってシチュエーションを想定します。


「なんか食べたいな〜」と漠然と探している感じ。



なんでもいいから食べたいって人は正直どこでもいいですよね?


AでもDでもいいでしょうね。


なんならコンビニでも良さそうですね。なんでもいいからお腹が膨れればいいという「漠然とした欲求なら」そもそもコンビニのおにぎりだっていいでしょうし。


ここでポイントになるのは、


「なんでもいいけど、高いものが食べたい。」


という人はレアケースだということ。


・なんでもいいから(安く)済ませたい

・なんでもいいから(早く)済ませたい


こういうことを実は思っています。


「なんでもいいけど、食事の予算は3万円!」


なんて人はかなりのレアケースです。


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■3、他との違いがわからない
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じゃ次は、仕事の仲間が自分の地元に遊びにきたというケース。


せっかくだから「何か美味しいものご馳走したい」と思っている感じ。


当然好みは出ますが、例えば和食をいいなと思っていれば、B以上のところに行くでしょう。


和食を食べたいと明確に思っているのに、わざわざなんでも屋さんに足を運ぶ人はそうそういないでしょうし、ましてや「美味しいものをご馳走したい!」と思っているなら、なおさら。


では、同じく「美味しいものをご馳走したい!」と思っている人が「なんとなく洋食がいい」と思っていれば、どうするか ?


一見すると、

A店:ウチは和食、洋食、中華までなんでもあるお店

が選ばれるような気もしますが、果たして本当にここに行くでしょうか?


選択肢にはないですが、あなたなら洋食専門とか、ビーフステーキ専門とか、オムライス専門とか他を探してみたくはなりませんか?


だって、知人に「何か美味しいものご馳走したい」という強く思っているんですよ?


決して、なんでも揃っていて、安ければOK、と思っているわけではありませんよね。


つまり、なんでも屋さんはどんな状況であっても選ばにくい。


ということがわかります。


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■なんでも屋さんが選ばれるのは?
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あ、ごめんなさい。ちょっと語弊がありますね。


なんでも屋さんでも選ばれる可能性はあります。


選んでくれるのは、


「なんでもいいと思っていて、とりあえずお腹が満たせればいいと思っている人」


です。


そして、こういう人が決め手にするのは、安いとか、早いとか、有名だから安心そう、とかそういうところです。


つまり、なんでも屋さんにきてくれるお客さんの決め手になるのは、

・値段

・納期

・他の人も利用してるから安心(知名度・実績)


ということです。


もちろんメリットもあります。


「◯◯が食べたい!」と思っているお客さんと比べると、そもそものお客さんの母数自体が多いというのが1番のメリット。



つまり、なんでも屋さんでビジネスが成り立つのは、

大量に集客ができて、少ない利益でも数を売ることで儲かる「薄利多売型のビジネスモデル」です。


これをやっているのは、大企業である場合がほとんどです。

広告費をかけてCMなどで知名度をあげたり、駅前などの好立地に投資してすることで大量集客が絶対に必要だからです。

主に資金力のあるチェーン店などがほとんどですね。ファミレスなんかがわかりやすいですよね。


小さな個人経営でファミレスのような「何でも屋さん」をやろうと思えば、予算的にCMは無理、という厳しい状況でファミレス以上の集客をしなければいけなくなります。


大手よりも仕入れる量が少ないから、原価も下げにくく価格合戦は無理。


つまり、勝ち目は薄いんですね。


だから誰もそんなことはやっていない。


なので、「◯◯専門」みたいに特化させるわけです。


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■個人の小さなビジネスなら「専門店タイプ」一択!
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何が言いたいのかというと、


私たち個人のビジネスでは「なんでも屋さん」は、まともに戦える土俵ではないのです。


では、これを私たちのココナラのビジネスに置き換えてみます。


ココナラでなんでも屋さんで売って行くとすれば、


・値段を他よりも下げる

・他よりも早く納品する

・ライバル以上の実績を積み上げる


こうすることで売れる可能性は出てきそうです。


でもこれ、ぶっちゃけかなり難しそうですよね。


じゃ、どうすればいいのか?


私たちも専門店にするんです。


なんでも占います。

人間関係を占います。

恋愛関係が得意です。

子宝占いが得意です。



こんな感じ。


ほら、試しに「子宝占い」で検索すると、めっちゃ売れてました!


しかも単価もなかなか高めで、イイ感じ!

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他にも、


なんでも悩み聞きます

対人関係の悩み聞きます

恋愛の悩み聞きます。

復縁に関するの悩み聞きます。


とか。


ほら、やっぱり売れてる…!

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悩みが深いと、お金を払ってでも解決したい!と思うんですね。


なぜなら、積極的に解決策を探しているからです。


このあたりはもしかすると難しく感じさせてしまうかもしれませんが、逆に、なんとなく悩んでいる人がGoogleの検索窓で、

「なんとなく 悩み」とはググらないですよね。


なんとなくモヤモヤくらいのことであれば、まだ積極的に解決しようとは思って具体的な行動をしていないのです。


つまり、お金を払ってまで、解決しようとは思っていない。


「なんとなく痩せたいな〜」では、行動しないけど、


医者から「あなた食生活を見直しなさい。このままのコレステロール値では血管が詰まって、重篤な健康被害の恐れがありますよ。」


と言われれば、「まじか、ヤバいな…。痩せよう。」と本屋のダイエットコーナーを見に行く「行動」をとるじゃないですか。


それと同じで、悩みが深くなる過程で、


「人間関係 悩み」 とか

「恋愛 悩み」 
とか

「失恋 悩み」 
とか


より具体的になって「解決したい」と強く思うから「行動」に繋がるわけです。


「なんとなくスマホを買い替えたい」と思っている人に、スマホを売るよりも


「充電が半日も持たないから買い替えたい」と思っている人に、


「あの〜このスマホなら、電池パックの容量が普通の2倍なので、もう出先でコンセント探すことはなくなりますよ」


と、言った方が「え!マジで!?ちょっと詳しく教えてよ」と、足を止めて振り向いてもらえるようになるのです。


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何か1つに絞った方がカンタン
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つまり、

ココナラでも「なんでもやります!」で相手を振り向かせるのは、めちゃくちゃ難易度が高いし実績も必要になる場合がほとんど。

ということです。


でも、コレってみんなハマる罠なので別にあなたが悪いわけじゃありませんので心配する必要はありません。


私も以前同じことをやって「全然売れない…」って経験をしましたから(笑)


多かれ少なかれみんな経験することだと思います。


じゃ、どうやって特化させるのか?


ここには明確な手順があるので、ご安心ください。


次のブログ記事の中で細かくまとめていこうと思います。


ちょっと、じつは今、購入者さんをお待たせしてしまっているので、今日は先に商品を磨き上げてきます(汗)


最後までお読みいただきありがとうございました。


では、また!


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■さいごに商品のご紹介をさせてください!
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なぜ、万人受けしないサービスに変えたら、受注が増えたのか…?

専門店を目指せば、お客様が集まる!
【ファン化の教科書】




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■追伸
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