Co-browse(コブラウズ)・Co-browsing(コブラウジング)とは?

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Co-browse(コブラウズ)・Co-browsing(コブラウジング)とは?
自分の見ている画面(PC・タブレット・スマホ)を相手の画面へ表示させる機能です。

人に説明するときに絵に書いてしまうと一瞬で理解してもらえるのに、っていうときないですか?
このようなシーンって意外と日常では起きがちじゃないですか?
一説によると、人間は文字で書かれたものよりも視覚的なものを60,000倍速く処理することがわかっています。

その解決方法がコブラウズ・コブラウジングなんです。

コブラウズ・コブラウジングとTeams・ZOOMでも画面共有との違い
大きな意味でいえば同じようなものですが、明確に違う点が3点あります。

1.機能
リモートでよく利用されるようになったTeams、ZOOMの”画面”を共有するという点では同じです。
ただ、コブラウズ・コブラウジングの方が機能的な面では上です。
コブラウズ・コブラウジングは相手の画面を操作することができます。
単なる画面共有ではなく、操作することができることによって、代行での操作、代行入力が可能です。
先程のAさん・Bさんの例では入力フォームの”場所”を聞いているものでしたが、”何を”入力すればわからないAさんに対してもコブラウズ・コブラウジングを活用することによって、圧倒的に対応時間を圧縮することができます。

2.利用用途
利用用途として、入力フォームの場所がわからない、何を入力すればいいかわからない、エラーが出てしまい次の画面に進めない、お困りのお客様へ視覚的にお客様と接することで、問題を迅速かつ効果的に特定することができます。問題を一緒に見て知ることで、迅速に解決できます。
正確なエラー内容を聞くことにより、エージェントは迅速なソリューションを提供することができます。

3.接続方法
TeamsやZOOMの映像システムについては専用のアプリを使う必要がありますが、コブラウズ・コブラウジングについてはその名の通り、ブラウザを共有するのでアプリの追加や拡張機能などは全く不要です。

上記の例でも記載した通り、AさんとBさんは電話しています。
電話していながら、再度TeamsのURLを送る、Teams・ZOOMを立ち上げてつなぎ直す必要があります。AさんとBさんであれば、すぐにURLを共有できるかもしれませんが、今度はURLを送付する手段をを考えなければいけません。
利用シーン3選
銀行・金融サービス
ローン申請書の記入や提出など、最も複雑な銀行業務のプロセスを完了するのに役立ちます。
予約受付
チケットを予約したり、予約(ホテル、車など)をしたりするのをサポートします。
小売
小売業界では、カスタマー・エクスペリエンスがますます重要な役割を果たしています。オペレーターは顧客と同じページをリアルタイムで見ることができます。既存顧客へのアップセルやクロスセル、大量購入の際に役立ちます。

コブラウズ・コブラウジング提供企業
グラフテクノロジー株式会社
新生フィナンシャル、SMBCコンシューマファイナンス、
東急カードさんへ提供開始しているようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今話題のコブラウズ・コブラウジングについてまとめてみました。今後、利用される企業が増えれば、お客様とのやり取りももっとスムーズなものとなっていくでしょう。

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