地獄の沙汰も金次第

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このブログを書くにつれ少しずつ読んでくださる方が増え
とても嬉しく何とも言えない気持ちで^^
励みになっています!

「地獄の沙汰も金次第」というちょっと怖い感じのタイトルつけていますが
今日はそんなお話をしたいと思います。

知り合いの老夫婦は若い時に手に手を取って遠方から逃れるように
移り住んできた方々です。
お二人は子供もいなかった事から自由気ままに
楽しく暮らしていきました。

ご主人はとてもお元気で80歳まで会社の社長さんが許可してくださり
トラックに乗っていました。
いくら元気とは言えその年齢を考えるといつ不調になっても
おかしくありません。
良く働きましたが二人は一緒に遊んでいたので貯金もありません。

身体が動きにくくなって仕事が出来なくなって
年金もかけていませんでしたので受け取れず
生活保護を受ける事になりました。

お酒もたばこも生活保護を受けている人には嗜好品となり
当然ながら拘束されてしまいます。
「好きな事も出来ずに生きて居たくない!こんな思いするぐらいなら殺してくれ」と福祉課の人を困らせます。

あがいてもごねてもしょうがないのです。
嫌なら生活保護を受けずに自分たちで何とかすれば自由なんです。
けどそんなお金もない。

奥さんが捨ててきた息子は大きくなって
後に大きな会社を持ち資産家になっているそうですが
面倒は一切見る気がないそうです。
あまりにも自由に生きてきた代償は大きいのかもしれません。

そんな老人ではなくても今は年金や貯金がなかったら
大変な時代です。長生きするのが苦しくなるなんて・・・

母は義父がまだ生きていた頃、ケンカするたびに「離婚する!」と言っていました。他界してからも籍が抜けるそうでそれも母は真剣に考えていました。
なぜそこまでしたいと思ったのかわかりません。

私は反対しました。
「籍抜いてしまうと遺族年金もらえないよ」というと
母は黙りました。
そのおかげで母はとどまり、今は父が残してくれた遺族年金で
ちょっと悠々自適に生活しています。


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