認定はいらんから

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コラム
長いお休みをしていました。
いろいろなことがありました。
心を扱う者として、考えさせられることの多い時間でした。

今更ですが
幼少期の記憶・体験はカウンセリングのコアテーマです。
どんな親にどう育てられたかは、人格形成のカナメ。
ただ・・・
大人になってから、
その人に「幼少期の愛情不足」や「愛情過多」を見出し
『ちゃんと子供でいられなかった可哀想な人』とだけ
位置付けるのは、いかがなものでしょう?

既に他界・または年老いた親に対しての責め
今、まさに「親」になっている本人に不安を募らせる・・・不毛。
子供は無邪気で天真爛漫に、夢を抱いて成長できるのが
理想ではあるけれど、生まれた場所・時代・個人の性質によって
差異があるのが現実。  
そもそも「子供らしいこども」の定義って? 

『可哀想認定』よりも
今、しんどいことを乗り越える後押しをしたい。
子供のころに、取りこぼしたことでも
今、カタチは少し違っても、埋められるものが多いことを伝えたい。
子供の心と大人の心、実は同じ自分の中にあるもので
死ぬまで必ず、みんな両方持っているから。





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