英検準1級の語彙

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一般的に成人したネイティブの語彙数は20,000~30,000語といわれている。

日本では、高校卒業までに習得する語彙数は3,000~4000。これは、英検準2級程度、日常会話には困らないレベル。4000~5000語あたりになると英検2級、難関大学入試レベル。英検準1級になると7,500~9,000語、1級は10,000~15,000といわれている。

単純に考えて、英検2級から準1級合格には、2倍近い語彙数が必要になる。
2級に合格したからといって、すぐに準1級の問題集をやるのはただ苦しいだけ。
問題集というのは、6~7割くらいは理解できてあとの3~4割が知らない、わからないというものでなければ、普通はイヤになる。

私が準1級を目指していたときは、英字新聞を活用していた。週1回発行のJapan Times。知らない動詞・名詞・重要と思われる形容詞にすべてハイライトをし、辞書で意味を調べコロケーションで覚えた。そうしながら、だんだんと辞書がなくても読めるようになっていった。気が付いたら準1級レベルの語彙は身についていた。

英検は英語力を証明するものとして活用されているので、取得したいと焦る気持ちはとてもよくわかる。けれど、準1級は2級までとは違う。そのことを覚悟して臨まなければ、クリアするのはなかなか難しいのではないかと思っている。

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