ゴジラ-1.0感想

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こんにちは!心理カウンセラーの山崎祐司です!
今回は現在大ヒット上映中の映画「ゴジラ-1.0」の感想を書いていきたいと思います!
ゴジラを愛して二十数年・・・この映画の魅力を語っていきたいと思います!
普段長文にならないように意識していますが今回は無理です!長文になりますよ〜🤣
多少のネタバレはありますが核心の部分は伏せていますので安心してください😂

〜あらすじ〜
時は第二次世界大戦末期の1945年。主人公、敷島浩一は特攻へ向かう途中に零戦が故障したと偽り、機体の整備を行っている大戸島へ着陸しました。
その日の夜、体長15mはある恐竜のような怪物に襲われてしまいます。その怪物は大戸島の伝説から「ゴジラ」と名付けられていました。
敷島は整備兵の橘宗作から零戦の20ミリ砲で撃つように頼まれますが、恐怖から逃げ出してしまいます。翌朝、敷島と橘以外の整備兵は全滅、橘は敷島を罵倒します。

その後日本は終戦。実家に帰った敷島は空襲により両親が亡くなったことを知ります。
数日後、敷島同様、空襲で両親を失った女性、大石典子と彼女が空襲の最中に他人から託された赤ん坊の明子が敷島の家に転がり込んできました。

成り行きで共同生活を始めた3人ですが、周囲の人の助けもあり、徐々に小さな幸せを手に入れていきます。

そんな中再びゴジラが現れます。しかもアメリカの水爆実験の影響で体長が50mへと巨大化、ついに銀座に上陸してしまいます。

こうして敷島とゴジラとの因縁の対決が始まるのです・・・

〜感想〜
結論から言うとめちゃくちゃ面白かったです!
ゴジラ映画には見せ方が2種類あり徹底的に怪獣バトルに集中するタイプとゴジラは脇役で人間ドラマを主軸に当てたタイプがあるのですが、今作は後者のタイプです。(ちなみに前者は「ゴジラvsコング」が当てはまります)

主人公の敷島は特攻やゴジラの襲撃から逃げ出し、生き延びた人です。

周りはみんな死んでしまったのに自分だけ生き延びてしまった・・・

そのことを敷島はずっと後悔して生きています。
そんな中ゴジラが現れ、彼の本当の「戦争」が始まるのです。

今度こそ悔いなく生きるために彼はゴジラと差し違えてでも倒そうとします。
一方で登場人物の一人でゴジラ駆逐作戦の立案者でもある野田という人物が

「第二次大戦ではみんな命を無駄にしすぎた・・・今度はみんなが生きて帰ってくることを誇りにしたい」

と言います。

自分の命を投げ打ってでもゴジラを倒したい敷島はこの言葉に葛藤することになるのです。

私はこれは映画の話ではなく現実の戦後直後の日本でもそうだったのかなと感じました。

戦時中は「戦って死ぬ」が誇りだったのに戦後は「生き残った者が未来を作る」

この価値観の変容に中々ついていけなかった時代でもあったのだろうと思います。

現実は時間の経過と徐々に復興していく東京の姿に人々の価値観は変わっていったのだと思います。

映画ではゴジラとの戦いを通して価値観の変容がとても丁寧に描かれています。
どちらかというと怪獣映画より戦争映画に近いものがあるので、ゴジラを観たことがないという人にもグッとくるものがあると思うので是非ご覧になってはいかがでしょうか!

〜ゴジラについて〜
とにかく美しかったです・・・
特に放射熱線の部分は震えました・・・
背鰭の光具合、畳み掛けるような熱線、薙ぎ払われる建物、湧き上がるキノコ雲を背景に咆哮するゴジラ・・・
とにかく震えました・・・
はぁ、早く2回目観にいきたい・・・
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