こんばんは。
ご覧いただきありがとうございます。
今回は健康診断の時によくする検査、心電図検査の役割について
少し説明していきます。
最初に、心電図の検査を知るためには、まず心臓が電気刺激で
動いていることを知らないといけません。
これを説明するためには、心臓の『自動能』とか『刺激伝導系』とか、『ヒス束』とかなんやかんやよくわからん言葉が出てきますので、ざっくり割愛していきます♡
心臓は心筋を膨らまして(心臓の部屋に血液が入り込む)、収縮させる(血液を吐き出す)ことで体の各部位の細胞に血液中の酸素や栄養を届けるポンプ機能を持った臓器です。(運動するときは細胞がエネルギーをより欲しがるため、心臓の動きが早くなります)
そんな大事な臓器が遅かったり、早く動いたりするとしんどいので、できるだけ一定にリズムを刻んで動いています。
そしてこのリズムを電気刺激によって調整しています。
心臓の右上らへんから、一定のリズムで電気刺激が出て、心臓を動かしています。(カエルの足に電気を通したらビクンって動くやつと同じ原理です)
さらに、心臓には右上から下の方に続く電気の通り道があります。
電気刺激がそれを伝うと心臓の筋肉が伸び縮みするのです。
じゃあ、電気の流れがわかれば、心臓の動きもわかるよね。
調べよかー、っていうのが心電図検査です。
これによって心臓のリズムが崩れる不整脈などの症状を調べることができます。
不整脈の種類が違えば、お薬も変わってきます。
色んな病気に言えることですが、
検査なしでお薬だけ使うのはギャンブルといっしょ。
痛みはない検査だけど、肌に当てる電極が冷たくて苦手な方もいます。
特に冬はしんどい、、、
最後まで読んでいただきありがとうございます。
病気が見えるvol.2 循環器 メディアメディック
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