ドイツで出会ったいい人たちの話

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コラム
私の周りにはいい人しかいないので、世界中で一番悪いのは自分なんじゃないかなぁと思うんだけど・・・

どこへ行ってもいい人しかいない、と言い切りはしないけど、八割がたがいい人でできてるんじゃないかなぁ、世界は・・・と、日本では思うんだけどねぇ。

ドイツでもいい人はたくさんいます。
ドイツ滞在の記録などで、役人がひどい対応で、不愛想で嫌な感じだという印象を持たれる方も多いですよね。特に外人局ではひどい目に合う確率高いらしいですよ。
そういう一面もあるのかも・・・ですけど、おおむねいい人だと思います。

今日は、私がドイツにいて、今までで印象に残ったいい人ランキングをご紹介したいと思います。

第三位!
長距離列車で乗り換える時、割と地味な駅で乗り換えだったんですが、降りる時に、私がでっかいスーツケースを持って降りようとしてたら、すかさず!
男性が駆け寄って来て、スーツケース持ちましょう~って声かけてくれたんですよねぇ。
優しい~!!さすが~!!

第二位!
某都市の博物館に行こうとして、途中で道の確認をしようと通りにあった道案内の看板を見ていた。
自分の立ち位置と方向が分からず、あれれ?近くのはずなのに~ってきょろきょろしていたら!
おじいさんが「どこに行きたいの?」と声かけてくれたんですねぇ。
「〇〇博物館はこっちでいいんでしょうか」と聞いたら、別の方を指さして「ほら、すぐそこ!目と鼻の先!」って教えてくれました。
こっちから聞いてもいないのに、察してくれたんですねぇ。どうもありがとう。

第一位!
某北ドイツの小さな都市に滞在中、よく行っていたお肉屋さんの売り子のお姉さん!
あんまりドイツ語の発音がよくないし、北ドイツって・・・ちょっと独特じゃないですか。
Moinとか言うし・・・。
普通、挨拶って私はどこへ行ってもハローで済ますんですが、ハンブルク周辺なんかは、みなさん「moin」モインって言います。
私が滞在してたところでは「モインモイン」となぜか二度繰り返してましたねぇ。カワイイ。
で、そのモインモインのお肉屋さんのお姉さんに注文をした時に、発音がおかしかったらしく、全然通じなくて。
「ごめんなさい、発音悪くてー」って謝ったら「そんなのいいじゃない!日本語しゃべれるんでしょ?私なんか日本語、一言だって話せないんだから!すごい」って言われた。
ドイツ語できなくて褒められたの、それが初めて(笑)

番外編
自転車に乗っていた時、ちょっと段差があるところで前かごに入れてた荷物がぴょいっと飛び出て落ちちゃったんだよね。
それを偶然、向かい側からやっぱり自転車に乗って来てたご婦人が目撃して・・・
わざわざ自転車から降りて拾ってくれました。素敵なご婦人ですねぇ。わざわざ自転車降りてまで拾ってくれるなんて~感激です。

時々めっちゃいい人に出会うと心洗われるよねぇ。
1日いい気分になれる!

いい人に合う確率は断然日本の方が多いんだけど、都会の方に行くと最近はちょっとびっくりすることもあるねー。

結構前の話なんだけど、ドイツから一時帰国してた時、地下鉄の出口が分からなくておろおろしてたら、スーツ来た若い女性に肩ぶつかっちゃったの。
それで「あ、すみません!」って謝ったら!!
なんとその女性、私のこと、まったく認識してなかったの!
ぶつかる前もその後も、ずっとスマホ見つめながら、幽霊みたいに無反応で通り過ぎて行った時、背筋がぞっとしましたねぇ。
「どこ見てんだ、バカ野郎」と怒鳴られた方がよっぽどスッとしたかもしれない。

あ、ちょっとマニアックな情報。
アニメの鋼の錬金術師、ドイツ語の字幕で見るとー。
ヒューズ中佐が「おっはよー」って言ってる場面、「Moin~」って訳されてるよ!
北の方出身って設定になってるのかな?!

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