(410日目)ワイと助手〜態度を変えるヤツ〜

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コラム
助手「私ちょっと思うんだけど。」

ワイ「なんですか?」

助手「相手によって態度変える人っているじゃない。」

ワイ「いますね。」

助手「どう思う?」

ワイ「別に。って感じです。」

助手「エリカ様?」

ワイ「懐かしいですね。元気にしてるんでしょうか?」

助手「そんなことはどうでもいいけど、何も思わないんだ。」

ワイ「そういう人もいるんだ、くらいですね。」

助手「けどさ、態度を変えるって良くないよね。」

ワイ「そうですか?その人の本性が見えて分かりやすいじゃないですか。」


助手「そういう考え方もあるのね。」

ワイ「強い者にヘコヘコして弱い者と見るや強圧的なのは、その人にとっては生きる術かもしれませんよ。」

助手「珍しい解釈するね。」

ワイ「野生動物と一緒です。強い力を持つ者には平身低頭。それ以外には高圧的。自然の摂理です。」

助手「野生扱い?」

ワイ「私もそういうタイプは受け付けないんですが、時には相手によって態度を変える必要があります。」

助手「どんなときよ?」

ワイ「例えば威圧的な態度を取ってくる相手に、優しくて何も言えない自分のままだと何も変わりません。」

助手「つけあがるもんね。」

ワイ「ちなみに、相手に取る態度には3パターンあると考えます。」

助手「3パターン?」

ワイ「はい。まず一つ目は”気づかずにしている”パターン。」

助手「あぁ、よくあるね。私も気をつけないと、って思う時があるよ。」

ワイ「二つ目は”意図的にしている”パターン。」

助手「意図的?」

ワイ「はい。分かっていてワザとやっている場合です。この場合は目的を果たすために意図的に演出します。」

助手「へー。」

ワイ「三つ目は”自分が気になることは相手にもしない”パターン。」

助手「自分が嫌だと思うことはしない、ってやつね。人として一番正しい態度だよね。」

ワイ「そうとも限りませんよ。」

助手「そうなの?」

ワイ「自分が気にならない場合は平気でしますから。」

助手「あぁ、アナタのことだね。」

ワイ「だから言われないと気づかないのです。」

助手「アナタは言われても気づかないけどね。」

ワイ「自分の価値観・受け止め方が判断基準ですから、それを指摘されても『なんで?』と感じてしまいます。」

助手「じゃあ治らないよね。」

ワイ「ただ、自分をアップデートすることに意識がある人は、『なぜなのか?』を考えます。だから改善可能性は比較的高いですね。」

助手「なるほどね。」

ワイ「話を戻すと、相手が失礼な態度を取ってきたなら意図的に態度は変えるべきでしょう。」

助手「気づかせるため?」

ワイ「そうです。意図的にやられてるなら、それに対して同じ態度で示すことで相手は『この方法は逆効果だ』と知らせることができます。」

助手「うんうん。」

ワイ「自覚なしにやってきている場合なら、同じ態度で返すことで相手が『なんでそんな態度なの?』と言ってきたら言い返せばいいだけですし。」

助手「『あなたと同じことやってんのよ!って言っちゃえばいいってことね。」

ワイ「気づかずに威圧的な態度でくる人間は、自分がされると弱いという傾向があります。」

助手「自分を守るためにそんな態度取ってるってことかな?」

ワイ「そういう意味もあるでしょうが、自覚が低い人がこのケースに当てはまることが多い印象です。」

助手「なるほど。」

ワイ「もし助手が優しい人間だったと仮定して、誰彼なく優しくしちゃっても自分がしんどいだけですよ。」

助手「仮定じゃなく優しいからね。」

ワイ「相手の立場で態度を変えるのは悪印象しかありませんが、相手の態度によって自分の態度を変えること自体はうまく生き抜くための一つの方法と言えます。」

助手「確かにね。」

ワイ「優しい自分を演出してるだけじゃダメなんです。」

助手「私は性格がとてもいいからさ、相手によって態度を変えるような人間にはなれないわ。」

ワイ「この前出会ったイケメンにはやたらと態度が違いましたよ?」

助手「自然の摂理だから仕方ない。」
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