副業って・・ (苦笑)

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この2,3日前に地方公務員が病気の長期休暇中に副業でラノベを書いて本を出していたとかで懲戒処分を受けたとのニュースがありましたね。政府自ら副業を推奨する時代になんだ!とSNSで物議を醸していますが副業を「申請」しなかったのが問題だとか、そもそも病気休暇中は病気を治すのに専念するのが義務だとかいろいろ言われてますが、それはちょっと横に置いておいて。(笑)

基本、「副業」を申請して、それで会社・組織が素直に認めるんかい!と言う人もいます。確かにそこは微妙ですね。昨今は「副業」を認める会社も出てきてはいますが条件はけっこう厳しくしている。まずは本業に支障をきたさないこととか、本業と何かしら関係性のあるものに限るとか、公序良俗に反するものはダメだとか。正直、それらの条件をクリアしていても一部上場の大企業になればなるほどあまり歓迎しないように思います。建前上は歓迎すると言ってもね。(苦笑)
私は銀行員時代の1999年頃から2011年頃まで金融業界の週刊新聞(発行部数10万部)に4コマ漫画を連載していました。社員の殆どが半強制的(苦笑)に取らされてた業界新聞だったので、申請云々以前に役員以下全社員に知られてしまってました。ぶっちゃけ、全国の金融機関から財務省、日銀の政府金融部門の行職員に至るまで半分は強制的に取らされていたろうであろう読者に知られていたのもむべかるかな。(笑)

年金問題.jpg


 ↑ こんな感じの4コマ漫画。絵、下手だな~、今でも下手だけど。(笑)

まぁ、原稿料の話は一切しませんでしたのでボランティアで描いてると思ってた者も社内にはいたのではないかと。それでも上司からは何も言われなかったし、何のお咎めもありませんでした。むしろ面白がられた。(笑)でも時々金融政策や金融界の内情を皮肉ったりするネタも描いてたので今だったらいろいろうるさかったかも知れません。時代が大らかだったのか会社が大らかだったのか幸運だったんでしょう。
一方、小椋佳氏のように銀行の幹部でありながら音楽界に大きな足跡を残した天才みたいな人もいるし、金融分野のいろんな本を副業的に出してる人もけっこういたりする。くだんの地方公務員さんも病気休暇中でなければ懲戒処分は食らわなかったのでしょうか。それとも申請したらしたで「ラノベとは何事だ」と懲戒処分を受けたかも知れないし(多分そっちの方が可能性は高い)、なんとなくこのニュースは後味が悪いです。

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